今朝のあさイチは鉄鍋のミニ特集でした。

   鉄分補給も出来るし、使い捨てになりがちなフッ素樹脂加工の製品と違って、長く使えるのでずーっと愛用しています。

  が、視聴者投稿で『10年も使っている鉄の……』というくだりにビックリ。

    『も』かい?

    我が家なら『しか』と言うところです。

    筆子師匠なら、目にノイズ!と言われそうな出しっ放し、吊るし収納でガスコンロ周りに大小三つの鉄製に一個だけフッ素樹脂加工の安い卵焼きを掛けてます。あとコンロ付属のグリルにはムックで買った鉄製グリルパンが潜んでいます。
    
    フッ素樹脂加工品は、例によって単身赴任グッズの殆ど使用せずお持ち帰り品で、それなりに気をつけて使っているけど、既に真ん中へんの樹脂はげ落ちてます(むかーし、OL時代にとなりのシマがフッ素樹脂扱ってたので、加工品の品質がピンキリなのは見聞きしましたが、その最も安っちい方です💧)。

     鉄製で一番新入りはムックのグリルパンで、これはそろそろ10年になるのかも(最初に京都のジュンク堂で見つけ、旅先では荷物になり買えぬと帰宅後買ったかと)。

      二番手が鉄製卵焼きで、これは15年は経っているでしょう。三番手、鉄の普及サイズ。結婚当初から。

    最古参は中華鍋みたいな両手付きの蓋なしで、実家の片付けした時に持って来ましたが、最低でも40年は経っているだろうし、もしかすると50年以上かも?

     ガシガシ洗っても大丈夫な鉄製品なんで、長年のお付き合いなので、10年で長いと言われると、年配者が年下に向かい、洟垂れ小僧と言うのと、おそらくは同じ気分になります。^_^;

   しかし、耐久性がある鉄製ならずとも、我が家って物持ちがいいわ、と思うのは、ゴミ収取日によそのご家庭が出しておられる物が目に入ってしまう時。

   もちろん、ポリ袋を開けてかき探すなんて恐ろしい事してるわけではなくて、結構無雑作に捨てられる方もおられるので、目に入るんですが、ほとんど使っていない上履きが捨てられていた時には、うわー、もったいない!と思いましたよ。

    そう言う風に要らないならさっさと廃棄出来るお宅はさぞかしスッキリしていることと思います。お知り合いなら、寄贈型リサイクルショップに持って行けば?とお伝えしたいところでした。

     粗大ゴミの収取日にも、我が家レベルから言うとまだまだ使えるモノや、うちにはないぞと言う我が家基準の新製品が出ていたりすると、よそのご家庭ではモノのサイクルが短いんだなと実感します。

     先日のパソコンみたいなのは別として(それも今回中古ですしね)、うちの中のモノたちっておしなべてご長寿だわ〜。中には無駄に長寿、つまり死蔵品もあるのは否めませんが。f^_^;

     思い出の品として、母が縫って刺繍をほどこしてくれたベビー服なんて私と同年齢らしいのもありますが、冬の葬儀用のコートなんて再開発前の六本木にあったブティックの閉店セールで買った肩パット入り、未だにキープです。齢33年越え?!

     私と二男が寝てるベッドは子ども時代の二段ベットを切り離したもので、先の東京オリンピック前のモノ。比較的新しいオイルヒーターを見たら、メイドイン西ドイツの銘入り。

     単身赴任からお持ち帰りで不承不承、無理やり仲間入りさせた小家具、什器以外、家具の追加購入は生協のチラシで買った回転式ミニ書棚くらいかもです。

    自宅用の食器も殆ど買わないし。  

    テレビは地デジ化で仕方なく買い換えましたがね。昨今の録画機器は耐久性が無いので、これが我が家の最も新入りのようです。 

     かくして、我が家のモノは古びています。一番古びているのは住人ですが、家も古びています。

   で、何を言いたいかって?💦

     結論A   むやみやたらとモノを買わないので、現状、大きな借入金無しに何とかやって行けてる我が家。

    結論B  ほとんどモノを捨てないので、全然スッキリしない我が家。

    結論C   長年熟成させても、元がちゃっちいモノは骨董品、アンティークにはならない、なれない😢

      何かなぁなんですが、どれも合ってるんですよね。

      まぁ、一番大事なのは、やっぱり結論Aってことにさせていただきたいです。f^_^;