先月末に購入したエアコン。本日が取りつけ日でした。
小心者のワタシ、きっぱり決めたようでいて、実のところ、今つけているエアコンより対応面積が大きくなった分、省エネをうたってはいるけれど、起動時に電気を食うのでは、今の30Aの電気の容量では足らなくなるのでは・・・などなどウダウダ思うところはありました。
それに、過去、別の販売店で買ったエアコンの取り付けがいい加減で、排水ホースが外れて、階下のお宅に漏水のご迷惑をかけたトラウマもあり、大丈夫だろうとは思うものの、緊張もしていました。
取付担当の方は訪問時刻を告げる電話からして、大変に感じの良い方で、予定時間ぴったりにお越しでした。
礼儀正しいけれど、気さくな感じで、我が家がエアコン購入を決めた頃は5月とは思えない暑さだったのが、梅雨に入って氷雨、梅雨寒で、エアコンの販売が滞っていることなどのお話もちょっと出ました。
よって大繁忙期のワサワサとは無縁で、じっくり腰を据えて、とても丁寧なお仕事でした。
まずは今まで使っていたエアコンの取り外しからスタートですが、去年、動きが怪しくて、買い替えをしたいと思ったものの、暑さの真っ盛りに入って、取り付けられるのはお盆過ぎと言われてあきらめたものでしたが、今回買い替えで正解のようです。ガスがあらかた抜けていて、もう限界だったとの事。
まだ使えるとか、去年、突如としてぼろぼろになってしまったフィルターを買い替えたばかりでもったいないわ、などと言って、さらに買い替えを延期していて、この夏も最近の猛暑レベルになって、動かなくなってしまったら、室内で熱中症になりかねないレベルだったようです。
エアコンというのは、ほかの家電に比べると(と素人目には見える。ほかの家電の取り付けもそれなりに大変なのかも知れませんが(^^;)、設置に技術を要します。冷蔵庫のようにもっぱらサイズを重視して、ほぼ置くだけに近い家電に比べると、設置場所を選ぶし、そもそも、対応するコンセント形状が違ったりします。
昔なじみの町の電気屋さんなら、ちょいと駆けつけて、様子を見て、適切な取付方法や部品を見繕ってくれますが、量販店の場合、そういう対応はしてくれないですから、事前に状態を申告しなくてはならないです。
今回は下見で2店舗を見て、だいたいの価格を教えてもらいつつ、どこがポイントなるかを聞いて来ました。 今は携帯電話やデジカメで撮影した画像をメモ代わりに使えますから、よくわからんことをこちゃこちゃメモするより、写真を撮って見てもらいました。
・ブレーカーをチェック:配電盤の写真 単相100Vとか200Vとか書いてある部分も全部入れる
・今ついているエアコンのコンセントの形状
・エアコンのついている位置 窓上のどのあたりか
・室外機の置き場
・室内から引っ張ってきたコードをカバーする部品の位置や色など
これらの写真を撮影した上で、きちんとしたサイズや今のエアコンの性能については、取扱説明書を持参して見てもらいました。
とにかく電気にははなから弱く、数字が大きくなると、電気食いというイメージを抱いてしまうのですが、今日作業してくださった方によると、単相200Vにした方が、省エネ度はアップするのだそうです。
我が家は追加工事費がかからないことを第一の条件としたので、コンセント形状も現状のままにしてしまいましたが、追加費用を多少かけても、変更した方が省エネ対応は前進したようであります。
前のエアコン、その前の入居時についていたエアコン、それぞれにコンクリートに打ったネジの位置が違ったり、設置位置のネジの高さと新しいエアコンのサイズ微調整の必要性が生じたりして、室内機の取り付けはやや大変だったようですが、さすがプロ、取り付けが終わると、違和感なくすんなりと収まりました。
室外機の方も入居時から壁に取り付けられていた金属を利用して、頑丈に取り付けた後、マキタのポンプで真空引きをしておられました。いっとき、真空引きが大事、真空引きをしないいい加減なエアコン工事には注意と耳目にしたので、真空引きという言葉には反応します。(^^ゞ
今どきは、排水ホースをだら〜んと伸ばして、ベランダの溝まで達するようにはしないそうです。落ち葉などが詰まって水漏れの原因になることが多いので、短めに切って、垂直な状態に収めるとの事。
なお、今の家電は火災リスクなどを考えて、あまり長寿に作られていないのだそうです。特に複雑な動作をするものほど短命であり、エアコンも量販店の片隅で、店員さんが絶対に自らは勧めないような安くてシンプルな機種ほど長生きするんだとか・・・。💧
詳しい説明やちょっとした裏話を聞かせていただけるのも、余裕ある時期の取り付けの良さですね。(^-^) 2時間ほどかかりましたが、無事に取り換えが済んでホッとしました。ヽ(^o^)丿 お疲れさまでした。
エアコンって、ついつい「フィルターのお掃除回数減らしたい」とか「センサーがついて、ムラなく空調してほしい」とかあれもこれもと、高機能を望んでしまいがちな製品の一つでありますが、やっぱりシンプル・イズ・ザ・ベストなのかぁ。
量販店に比べ、町の電気屋さんは割高な場合もありますが、懇意にしていて、各家庭の事情を分かっている良心的、誠実なお店なら、これ!とシンプルな機種を勧めてくれるかも知れないですね。
父が元気な頃は、実家から徒歩5分圏内の町の電気屋さんとお付き合いしていました。格安ではないし、種類も〇〇ストアなので、ひとつのメーカーのものしか選べないけれど、エアコンのリモコンがうまく使えない、蛍光灯が切れてしまったなどという高齢者あるあるの時にはすぐに助けてくれたのを懐かしく思い出します。
加齢とともに、家電選びの下準備がおっくうになったり、製品の扱い方法になじめなくなって来たら、量販店より電気屋さんだなぁ・・・・そういう電気屋さん、もはや今の我が家の生活圏にはないみたいなんですけれど、高齢者が増えている中、必要性が高くなっているのではと思われます。
今、年金のことが問題になったり、経済的な厳しさがますます増していますが、そういう商いのスタイルが復活出来るだけの余裕のある世の中であって欲しいです。
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小心者のワタシ、きっぱり決めたようでいて、実のところ、今つけているエアコンより対応面積が大きくなった分、省エネをうたってはいるけれど、起動時に電気を食うのでは、今の30Aの電気の容量では足らなくなるのでは・・・などなどウダウダ思うところはありました。
それに、過去、別の販売店で買ったエアコンの取り付けがいい加減で、排水ホースが外れて、階下のお宅に漏水のご迷惑をかけたトラウマもあり、大丈夫だろうとは思うものの、緊張もしていました。
取付担当の方は訪問時刻を告げる電話からして、大変に感じの良い方で、予定時間ぴったりにお越しでした。
礼儀正しいけれど、気さくな感じで、我が家がエアコン購入を決めた頃は5月とは思えない暑さだったのが、梅雨に入って氷雨、梅雨寒で、エアコンの販売が滞っていることなどのお話もちょっと出ました。
よって大繁忙期のワサワサとは無縁で、じっくり腰を据えて、とても丁寧なお仕事でした。
まずは今まで使っていたエアコンの取り外しからスタートですが、去年、動きが怪しくて、買い替えをしたいと思ったものの、暑さの真っ盛りに入って、取り付けられるのはお盆過ぎと言われてあきらめたものでしたが、今回買い替えで正解のようです。ガスがあらかた抜けていて、もう限界だったとの事。
まだ使えるとか、去年、突如としてぼろぼろになってしまったフィルターを買い替えたばかりでもったいないわ、などと言って、さらに買い替えを延期していて、この夏も最近の猛暑レベルになって、動かなくなってしまったら、室内で熱中症になりかねないレベルだったようです。
エアコンというのは、ほかの家電に比べると(と素人目には見える。ほかの家電の取り付けもそれなりに大変なのかも知れませんが(^^;)、設置に技術を要します。冷蔵庫のようにもっぱらサイズを重視して、ほぼ置くだけに近い家電に比べると、設置場所を選ぶし、そもそも、対応するコンセント形状が違ったりします。
昔なじみの町の電気屋さんなら、ちょいと駆けつけて、様子を見て、適切な取付方法や部品を見繕ってくれますが、量販店の場合、そういう対応はしてくれないですから、事前に状態を申告しなくてはならないです。
今回は下見で2店舗を見て、だいたいの価格を教えてもらいつつ、どこがポイントなるかを聞いて来ました。 今は携帯電話やデジカメで撮影した画像をメモ代わりに使えますから、よくわからんことをこちゃこちゃメモするより、写真を撮って見てもらいました。
・ブレーカーをチェック:配電盤の写真 単相100Vとか200Vとか書いてある部分も全部入れる
・今ついているエアコンのコンセントの形状
・エアコンのついている位置 窓上のどのあたりか
・室外機の置き場
・室内から引っ張ってきたコードをカバーする部品の位置や色など
これらの写真を撮影した上で、きちんとしたサイズや今のエアコンの性能については、取扱説明書を持参して見てもらいました。
とにかく電気にははなから弱く、数字が大きくなると、電気食いというイメージを抱いてしまうのですが、今日作業してくださった方によると、単相200Vにした方が、省エネ度はアップするのだそうです。
我が家は追加工事費がかからないことを第一の条件としたので、コンセント形状も現状のままにしてしまいましたが、追加費用を多少かけても、変更した方が省エネ対応は前進したようであります。
前のエアコン、その前の入居時についていたエアコン、それぞれにコンクリートに打ったネジの位置が違ったり、設置位置のネジの高さと新しいエアコンのサイズ微調整の必要性が生じたりして、室内機の取り付けはやや大変だったようですが、さすがプロ、取り付けが終わると、違和感なくすんなりと収まりました。
室外機の方も入居時から壁に取り付けられていた金属を利用して、頑丈に取り付けた後、マキタのポンプで真空引きをしておられました。いっとき、真空引きが大事、真空引きをしないいい加減なエアコン工事には注意と耳目にしたので、真空引きという言葉には反応します。(^^ゞ
今どきは、排水ホースをだら〜んと伸ばして、ベランダの溝まで達するようにはしないそうです。落ち葉などが詰まって水漏れの原因になることが多いので、短めに切って、垂直な状態に収めるとの事。
なお、今の家電は火災リスクなどを考えて、あまり長寿に作られていないのだそうです。特に複雑な動作をするものほど短命であり、エアコンも量販店の片隅で、店員さんが絶対に自らは勧めないような安くてシンプルな機種ほど長生きするんだとか・・・。💧
詳しい説明やちょっとした裏話を聞かせていただけるのも、余裕ある時期の取り付けの良さですね。(^-^) 2時間ほどかかりましたが、無事に取り換えが済んでホッとしました。ヽ(^o^)丿 お疲れさまでした。
エアコンって、ついつい「フィルターのお掃除回数減らしたい」とか「センサーがついて、ムラなく空調してほしい」とかあれもこれもと、高機能を望んでしまいがちな製品の一つでありますが、やっぱりシンプル・イズ・ザ・ベストなのかぁ。
量販店に比べ、町の電気屋さんは割高な場合もありますが、懇意にしていて、各家庭の事情を分かっている良心的、誠実なお店なら、これ!とシンプルな機種を勧めてくれるかも知れないですね。
父が元気な頃は、実家から徒歩5分圏内の町の電気屋さんとお付き合いしていました。格安ではないし、種類も〇〇ストアなので、ひとつのメーカーのものしか選べないけれど、エアコンのリモコンがうまく使えない、蛍光灯が切れてしまったなどという高齢者あるあるの時にはすぐに助けてくれたのを懐かしく思い出します。
加齢とともに、家電選びの下準備がおっくうになったり、製品の扱い方法になじめなくなって来たら、量販店より電気屋さんだなぁ・・・・そういう電気屋さん、もはや今の我が家の生活圏にはないみたいなんですけれど、高齢者が増えている中、必要性が高くなっているのではと思われます。
今、年金のことが問題になったり、経済的な厳しさがますます増していますが、そういう商いのスタイルが復活出来るだけの余裕のある世の中であって欲しいです。