早くも7月になりました。


6月最終の週末、すなわち一昨日、昨日にかけて、ちょいと断捨離いたしました。
と言っても、いわゆる不用品ではないです。
手放したのは、最近の手ぬい作品たちプラスアルファ。
❶4月のレッスンで作ったバンブー持ち手のトートバッグとおそろい柄のポンチョブラウス。
❷同じ形のガーゼのブラウス。

❸ それと、昨年製作のこちら。
❹ 手芸カフェ産のこれも。

❷は 母の親友に。それ以外はOL時代の友人に、押し上げです。
実はどれも結構好き。キープし続けたら愛着がすごくなること必定なのですが、ブラウスは引き出しいっぱいで、これ以上割り込ませるのが難しい。
バッグは千手観音像ならぬ身には、もはや持ち切れない!
ならば、まだ新しくて、もったいないなと思ううちに手放すに限ります。
作品を作ると、着心地、使い勝手をチェックする意味も込めて一度は教室に着ていくなりで使ってみるマイルールがあるので、そこはご承知おきいただきまして、先方の意向は充分に聞いて、ホントは欲しくないのに無理に引き受けて貰う懸念がないようだったので押し売りならぬ押し上げ(東京スカイツリー駅ではございません💦)。
以前は苦労して作った(?)マイ作品という事で、何とか自分が使うんだ!と頑張って着たり持ったりしていましたが、そうなると使用感が出て来てしまい、人さまに差し上げられません。
作品が増殖して来るにつれて、つくる課程が楽しめたら良いではないのと思うようになって来ました。
特に袋物は大荷物持ちの私がオサレな小さめバッグを無理矢理使うより、喜んでくれる人がいたら、その人に使って貰う方が作品たちも幸せでは?と思うようになりました。
持ち手や形などの好みも個人差があり、私にはイマイチな形が、友だちには便利だったこともありますし。
今回は手ぬいという事で、敢えて生活圏外の人の友人に引き受けてもらった、というのはあります(が、本当のところ、❷❸❹は友人をイメージして作りました。❶を含めて、ご本人たちが似合う!と喜んでくれてよかったです)。
工業生産品ならば、使っているうちに嗜好に合わなくなり、途中で廃棄されてしまっても、まぁ、仕方ないなと諦めが付きますが、それなりの時間、労力、材料費をかけたマイ作品、あんまり可愛がられてない、邪魔にされている様子が見えたり、捨てられたのを知るのは辛いです。
生活圏にいる人だと、距離が近いだけにあれ捨てちゃったと、作り手として聞きたくない申告をしてくれる場合もありましょうし、自作の扱いが見える、分かるので、辛くなってしまう事が起こり得るのがイヤです。
もちろん、私同様物持ちの良い人ならば話は違いますが、私並みのすご〜い物持ちがいい人は殆どいません。f^_^; 逆にそこまでの人ならば、なおさら無理やりの引き受けにならないように気は使いますね。
自分がマイ作品を粗雑に扱われると辛いので、友人からのいただきものをやむを得ず断捨離する場合は、バレないように気を付けています。
これも普及度が高い工業生産品なら別ですが、特色あるお土産品だったり、手作り品、オリジナル一品モノの場合、生活圏のリサイクルショップに持ち込まないし、生活圏を離れた友人、知人に引き受けてもらうようにしています。
なんだ、物持ちがいいと言いつつ、手放すじゃん!
って、結局、マイ作品に限らず、使い切れないと判断したモノは、愛着が付く前にサッサと手放す算段をする事で、死蔵品の増殖を防ぐべく、努力しているのです。
家ではおおっぴらに言えないので、誰か褒めてくださいませ(笑)。