昨日の大ニュースがジャニーズ事務所のトップ、ジャニー喜多川さんの訃報でした。
ご冥福をお祈りいたします。
ジャニーズのタレントに夢中になったことはついぞなかった私ですが、初代ジャニーズの事は薄っすらと記憶しているし、フォーリーブスのメンバーだった江木俊夫さんは、亀田学の本名時代、小学校の先輩で、入学したての一年生の教室で給食をよそってくれたのを覚えています。ひと目でわかる美少年でした。
未だにバリバリご活躍の郷ひろみさんがジャニーズだったのも薄っすら記憶。失礼ながら当時の郷さんはルックス売りで歌は今ひとつだったので、私の中でジャニーズはヘタクソイメージが出来た時期でもありました(顔だけだから、30になったら消えるよ!と同級生と笑っていた郷さんのその後のご活躍にものすごい努力を感じます)。
次にジャニーズと多少はご縁があったのが、勤め先の六本木、首都高の谷町ジャンクションにほど近い薄暗くショボく見えたビルにジャニーズ事務所がありました。
その側の小さな古びた喫茶店に『ジャニーズ追っ掛けの方の利用をお断りします』の貼り紙があったので、そのビルがジャニーズ事務所の拠点とわかったくらいで、本当に目立たない場所で、ファンらしき人の姿もたまにちらっと見るかどうかという静かさでした。
シブガキ隊が出て来て、男闘呼組も出た頃でしょうか(先日見た『新聞記者』でトカゲのシッポ切りされた悲劇的な官僚を演じた高橋和也さんは元男闘呼組ですが、現役当時はグループ名すら知らないくらいジャニーズタレントには興味がなかったです)。
そのあと、私が退職してからが光源氏や少年隊などからジャニーズ快進撃が始まったようです。後は皆さまご存知の通りかと。芸能音痴の私ですら、ジャニーズ事務所の所属タレントについて、多少なりとも知識が出来ましたし、SMAPの夜空ノムコウが大好きです。
昨年、六本木の元の勤め先があった辺りを歩きましたが、会社が入っていたオフィスビルもジャニーズ事務所の入っていたビルも跡かたも無くなっていました。
若い頃から裏方を志し、芸能界で大成功を収めたジャニー喜多川さんが亡くなられ、昭和がまた遠ざかり、平成も終わったのだなと実感します。
本当にお疲れさまでした。