と言っても菜食主義者ではありません。

    我が家の家計的なこと以外に、ここ数年、体調今ひとつの時に肉料理を食べると、たちまちお腹の調子が悪くなる、と言う実に安上がりな体になってるのですが、その分、時々、普段比でこじっかり肉を食べたくなることがあるのです。

  つまり、体調も気力もそこそこという時。
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   先週、徒歩圏内の三分一湧水の近くにある肉屋さん併設のレストランに正午に行ったら、見事に満席で諦めたのですが、本日再トライ。

   開店時刻の11時30分を少し過ぎに行くと、拍子抜け。先客一名様で楽々席の確保が出来ました。

    お盆時期は扱っていなかったらしい定食も複数ありまして、せっかくだからと頼んだカルビ定食。家人は赤みの炙り焼き定食。

    ランチタイムは厨房で焼き上げて供されますが、夜は食卓で焼いていただくようでありまして、銀色のダクトが各席の目の上の高さに垂れていました。

   あー、久しぶりの我が家水準でまとまったお肉。美味しいです。新鮮な野菜サラダの彩もよく、小鉢、味噌汁も美味しかった。

    今日は元気だ肉がうまい!(昔、今日も元気だ、たばこがうまい、という今にして思えばのどかな広告がありました。とお〜い専売公社時代のお話です)

    満足して、午後からお茶しに来る客人のために三分一湧水館で福祉系のクッキーと野菜果物少々買いましたが、先週まで、11時くらいから開店を待つ客がずらりと並んでいたそば処も、店内はほぼ満席に見えるものの、店外で待つ人がほとんどいないようでした。

   あー、お山の短い夏はそろそろおしまいなんだな、と空の色や植物より、店の賑わい具合で感じます。

   日本の主だった地点が暑さがピークに達するお盆頃は、どちらも賑わって、よく言えば活気がありますが、悪く言えば落ち着かない。

  これからは少し寂しくなりますが、落ち着いた秋の風情が楽しめる時期になります。

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   湧水館の売店の前の斜面の下、楓の枝先とタネのヘリコプターが美しい紅になっていました。

    ひと雨ごとに秋の気配が濃厚になって行きます。