本日、私にとっては実に不思議なことが二つありました。
なんだかキツネにつままれたみたいです。
と思っていた方が平和なんで。f^_^;
まず、日ごろから、安くてお得をゲットするのが得意、その方面のモノを見る目がある、とたまにおおっぴらに、ふだんは密かに思っているのですが、久々にやらかしちゃいました。
こちらに度々お越しいただいている方ならご存知かもな某リサイクルショップに立ち寄ったらバッグフェアをやっておりまして、店番の当番している友人の顔を見て、フラフラと入り込みました。
そして、ついフラフラと短期旅行に良さそうなバッグを買ってしまったのです。もちろん中古品ですが、外側にちょっと汚れが付いているだけで、中側などの使用感も薄く、おねうちだと思いました。
愛用の短期旅行バッグ、合皮部分が剥げ落ちて来たのですが、とうとうかなり目立つところも怪しくなっていて、後継に同じ商品をリピートするか考えていたものですから、ついつい。
決めては外側のファスナー付きポケットに携帯電話二本入るし、ビヨヨーンと伸びるキーフックも便利そうだったから。
加えて、内側にもメッシュのポケットたくさん。たくさん過ぎて迷うかも、と迷ったのですが、店番の友人自体が買いたくなってしまったくらいで、権利を譲って貰って買いました。1200円なり〜💸
お会計後に早速手持ちの荷物を突っ込んで、友人とは当番後のランチのお約束をして、時間まで髪をカットしたり、スーパーをぶらついたりルンルンしてたんですが、ふと手元を見たら。
えーっ、お店ではしっかりチェックしていたつもりだった持ち手の合皮がモロモロ剥落し始めている。
とっさに返品と言う言葉が頭に浮かびましたが、こういうときには知り合い、友人からってのがネックになりますね〜。
営利のために運営しているわけではないお店のスタンスをよく知っているだけに、誰にも悪意が無く、善意でした事だったとわかっているだけに、よう言えんわ。
値付け段階では、恐らく見落とされた、つまり、その段階では剥落が始まっていなかったのが、持ち歩きした刺激でモロモロと来たのでしょう。寄贈者が使わずに温存している間に経年劣化を起こしていたものと思われますが、よりによって会計を済ませて、だいぶ歩いているうちに……(;_;)
あたかもツタンカーメンの棺を開けたら、妻が亡き夫に捧げたと思われる花が一瞬で崩れてしまったように、皇女和宮の墓に納められていた衣冠束帯姿の男性の写真乾板が1日で真っ黒になってしまったように………って大げさな f^_^;
これはキツネにつままれたようなものであります。
最初はがーんと言う気持ちでしたが、一年使えば一月100円だもんねー。
落ち合った友人には何も言わず、今年の春にオープンしたというので、全然知らなかった店でカルビ丼食べました。
帰宅後、午前中にふと閃いたもので、一週間後に粗大ゴミの引取り申し込み済みのミシンを念のために取り出してみると………
な、何と動くではないですか? 今年前半にどうやっても動かぬ!と思ったアレは何だったのでしょうか?
これもキツネにつままれたようです。
まさか、前回、動かない!と慌てふためいた時には、しばらく行かなかったら、八ヶ岳のウサギ山小屋の電子レンジの使い方を忘れてたのと同じ現象のもっとひどいのだったのでしょうか? 💦
だとすると、かなりヤバいし、かなり気分が下がるから、キツネにつままれたのだ!と断言しておきます。
何はともあれ、午前中に閃いてくれてよかったです。まだ使えるものをむざむざと捨ててしまうところでした。
先日、近所の友人宅のプリンタいじりをした時に、機械モノってさみしがりで、使わないとふてくされる、まるで付喪神(つくもがみ)がいるみたいだよ、ってな話をしましたが、ミシンもあまりに使わないでいたからふてくされたのかも知れない、と言うのもあるかもです(と思いたい)。
突然、捨てる前チェックが閃いた理由は分かりませんが、老眼の度合いが増して、頭の中ではミシンを完全に追放してしまっていいのかと言う疑念が湧いていたところでしたので、ミシンの付喪神に呼ばれたのかも知れません。
以上、本日のキツネにつままれた(事にしておく)二編でした。