キツネにつままれたみたいなバッグの合皮部分の剥落。ちょっとショックでしたけれど、本体に大穴が開いていたとか機能に大きな欠陥があって使えない訳ではなくて(さすがにそのレベルなら、お店に申し出ますわ)、あくまでも見栄えの問題。

 それに買って発展途上国の女性を支援というコンセプトだから、寄付したと思えばいいんだし、抜け目ない安物ゲッターな自分でもたまにやらかすもんだな・・・と思うと、なんだか愉快になって来ました。

 そして、友人と別れての帰り道、家まで歩いているうちに、ミシンチェックとは別のひらめきがありました。

 そうだ! モロモロしているところに胡粉ネイルを塗ってみよう!

【メール便OK】胡粉ネイル [スーパーコート](d3/ 上羽絵惣 マニキュア ベースコート トップコート /4571285130622)
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 京都の顔料店、上羽絵惣で買った胡粉ネイル。普通のマニキュアを塗ると、有機溶剤っぽい成分で合皮のモロモロがさらにはげ落ちるのを促進しそうですが、胡粉ってのは、糊みたいな要素もあったよね?


  ↑ 上羽絵惣に行ったときの日記はこちらです。


 はるか昔に祖母が、彼女にしては珍しい博多人形風テイストの江戸美人の人形を作る時に、微妙なところで確か胡粉を使っていたぞ・・・と。

 離れるとさほどわからないのですが、近くで見ると、こういう風にモロモロポロポロ。

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 スーパーをうろついているときに最初に気付いたモロモロは結構しっかりモロモロしていて、ついついかさぶたをはがすときの心境に陥って、いじってしまったので、合皮の下地がしっかり覗いてしまいましたが、まだ小さなモロモロの上に胡粉ネイルを塗ると・・・なんかごまかせている気がします。

 持ち手部分がもっぱらモロモロポロポロしていますが、よ〜く見たら、底のトリミング部分の合皮もモロポロでしたので、そこにも塗ってやりました。残念ながら、部位によってはカバーしきれませんが・・・

 そして、胡粉が塗ったところがくっつかないようにとベランダでぶら下げて乾かす。

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 胡粉ネイルは落とす時はエタノールを使い、除光液は使わないので、爪の傷み具合が少ないのがウリです。重ねて塗って、何日か経ってからお風呂に入ると、ふやけて、剥けるようにはがれることもあります。

 という事は、強度がないという事でもあります。有機溶剤っぽい成分で劣化した合皮をさらにぼろぼろにするリスクは少なそうな代わりの裏面ですね。

 なので、どの程度もつのか、外出時に持って歩いたら速攻で使い物にならなくなるのかは謎ですが、取りあえず見栄えの悪さはだいぶ軽減できたので、良かったです。

 我ながら冴えているぞ・・・とうぬぼれると、すぐにモロモロポロポロと剥がれるかもですが。(^^ゞ

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