ステキなお庭、実りをもたらしてくれるお庭の持ち主から思ったら、単なる草ぼうぼう、荒地の手前みたいなウサギ山小屋の敷地ですが、ちびちびと手を動かしてはいるのです。

  高校時代の八ヶ岳生活みたいに、午前中いっぱい草むしりとか、夕方2時間草むしりみたいなワザはもう無理。かがんでいるのは10分ももたない。草むしり全体の作業も1時間以内がやっとこさです。

  ですが、なーんにもしなければたちまち本物の草ぼうぼうになるのは、主が来なくなって久しい向かいのお宅や、元がナチュラルガーデン風でステキだったのになかなか来られないご近所さんを見ていればわかる事。

  何しろすごい生命力なのです、野生の植物は。

  スタンダードサイズを知る身には、こんな小さなヒョロヒョロの栄養失調っぽいのが、と思うサイズなのに花を咲かせ、タネを付けているのを見ると、健気さに感心します。

  が、感心したあとに抜きます。

  相変わらずえこひいき甚だしい草いじりっぷりです。

  抜いてしまうのはたんぽぽ、ノゲシと言ったトゲトゲ系の葉を持つキク科。ハルジオン、ヒメジォンと言った外来種のキク科、などなどキク科はかなり冷遇するのに、このキク科は温存。

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  山野草ポケット図鑑によると、シラヤマギクと言うらしいですが、この夏は食卓の花瓶にさす花として、お世話になりました。

  同じキク科なのに、ムカシヨモギ属には塩対応、シオン属はえこひいき。

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  今秋、一番嬉しいのは、移植以来、ちゃんと咲いているのを見た事がなくて、滅亡してしまったかと思っていた吾亦紅がちゃんと咲いてくれた事!

  吾亦紅はバラ科です。

  そして、夏の間に見つけたのが咲いていた! きれいな花には毒がある!の典型って言っても、毒は根にあるのですよね。

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 もう1株見つけていたのに、所在不明です。八ヶ岳山麓基準では猫の額の面積なのに見つからないのですから、秋のキノコ狩り、春の山菜採りに森に分け入って道が分からなくなる人が多発するのも納得です。^^;

  キノコといえば、ちょこちょこ顔を見せています。

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  ↑ 画面下のツチグリみたいに明らかに食べられないのもありますが

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  美味しそうに見えても、毒が有るかもなのは見分け方がわかりません。

  食料不足になれば、必死に判別法を学ぶと思いますが、とりあえずはスルーします。判別法を学ばずに済む世の中が続きますよーに!

  何故かネット不調になったらしく、写真が貼れなくなりましたので、忘れなければ、後から貼りますが、季節外れのスミレが咲いていました。

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  急転直下に気温が下がった日がありましたが、あの後、また残暑が盛り返し、春が来たかと勘違いしてしまったのでしょうか? 💧

  今日は起き抜けが一番暖かく、晴れと言っていた昨日の気象情報は外れ、日がささずどんよりしていて、寒くなりました。昨日でなくて良かったです。(^^)