我が家の自動車の保険はなぜだか年末のクリスマス直後が更新時期です。家人が最初に買った車の登録時期がそれだったのでしょうね。

 なので、毎年暮れに向かって、せわしない中で、損保の更新をしなくてはです。これが、結構プレッシャーです。

 年末に向かい、少しでも節約だ!で毎年見積もりをとるのが1大イベントでありました。(;^ω^)



 しかし!

 今年はもう面倒だぁ!で去年と同じ損保会社を現状と同条件で更新しちまいました。そして、目の当たりにしたのが、無事故無違反、等級据え置きのゴールドカード! 走行距離数も少な目で、加えて、ネット割、早割り、とこれでもか、これでもかの好条件を積み上げてるはずなのに・・・

 がぁぁぁん!

 保険料は昨年より2000円以上上がっていたのです。16090円から18760円へ・・・

 以前は車両保険を付けておりましたが、これを付けるとだ〜っと保険料が上がるし、以前と違って、過失無き場合に適用(例えば我が家でもありましたが、飛び石でフロントガラスにひびが入ったなど)してしまうと、翌年不利になるなどの変更も見ましたもので、や〜めた。

 かつては、重大な交通事故を起こすのは若者と相場が決まっていて、26才未満の若者が運転する場合が最高値となり、主運転者が無事故で年齢を重ねるごとに、保険料は減っていく・・・というものだと思っていました。

 が・・が・・・

 皆様よ〜くご存知のように、昨今悲惨な重大事故を起こすのは、キレやすい困ったちゃんな中年や、未熟な若者以上に高齢者なのです。 上級国民と揶揄された立派な経歴の後期高齢者が何の罪もない母娘を死に追いやってしまった衝撃的な事故も今年の前半の事でした。

 小学生の集団登校の列に突っ込むとか、本人はそんな事故を起こそうともしなかったのに、加齢による判断ミス、操作ミス、そのほかで人生の最終局面に大事故を起こす事例が、あまりに多く、危険なのは免許取り立ての若者と並んで高齢者!となってしまったのです。

 ここで主運転者を少しでも若い私にしておけば、保険料が下がる事間違いないですが、あんまり運転しない自分を主運転者にして、いくばくかケチった結果、万が一の時に、交渉がスムースに進まないなんてことを避けるために、ここは実態に見合う申告をいたしました。

 でも、車両保険が無いとしても、2万円でおつりが来るのはネット損保ならではですよね。

 以前、ファイナンシャルプランナーの方とお話ししましたが、仕事で車を使う方や、車の走行距離が多くなる方は、どうしても事故の確率が高くなりますから、保険料がかなり割高になっても、懇意の損保代理店で契約した方が良いことが多いとの事でした。

 有償ボラで車を使っている友人も、近隣の自動車販売店で対面で自動車損保を契約しているそうで、ネット損保の何倍かの保険料を聞いて驚きましたが、ちょこちょこトラブった時、しっかり迅速に対応してくれるそうです。

 なもので、ネット損保が向いているのは、週末ドライバーや、日常使いレベルの方なのでしょうね。

 
 とにもかくにも、1番恐ろしいのは更新を忘れて、無保険になる事です。

 過去に八ヶ岳のスーパーで、高齢者の運転する乗用車が突っ込んできて、スーパーの自動ドアを破損して、ニュースになったことがありましたが、実は同じ高校の同学年女子のお父上が運転されていたそうで、たまたま保険が切れていたんだそうです。

 スーパーの自動ドアは、一般家庭のドアを壊すような金額では済みません。老後のためにと貯めていた分から、千万円単位の補償をせねばだったと聞いております。くわばらくわばら・・・とはいえ、物損だけで済んで、不幸中の幸いだったとは思いますが。

 年を重ねるごとに、面倒くさくなりますが、自動車に乗る限り、どのルートを使うにせよ、しっかり自動車損保は入ってかなくちゃですね!


・・・ところで、昨年まではごっちゃりと来た更新時期狙いの他損保会社からのメール、今年はまだ来ません。主運転者が一定の年齢以上になると、ネット損保側も加入してほしくないのかも(;^_^A (→あくまでも推測です)。それとも、これから来るのかな? いや、もう更新しちゃったから来ないか・・・。

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