フリーきっぷ使いのめし。今日でしっかり元が取れました。ヽ(´▽`)/

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  奈良駅から、本数が少ない奈良バスで浄瑠璃寺につくと、程なくして岩船寺行きの木津川市のコミュニティバスがあり、ウダウダ悩みましたが、せっかくだ、行こう!て乗り継ぎしました。

  奈良から木津川市に入るとだんだん山里の風景になり、紅葉の丘が大変美しく見えたのも特記事項です。

  ちなみに浄瑠璃寺まではフリーきっぷでOKですが、岩船寺までは圏外。木津川市のサイトでは現金払いオンリーというのがヒットしたので、手持ちの小銭が足らないと心配しましたが、PASMOも使えましたよ。

 木津川市は京都府ですが、コミュニティバスは昨日訪問の桜井市同様に奈良バスが運行しています。

  岩船寺は花の寺と呼ばれるそうですが、こじんまりとした境内に重文の三重塔と美しい紅葉が見られます。

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  三重塔の一層と二層の間で支える天邪鬼が何とも言えないお顔。

  本堂では老師が様々な説明をされていて、質問にもお応えになっておられ、サービス満点でした。

  実家の菩提寺も今や境内の建造物の殆どが国の重文となりましたが、文化財を抱える神社仏閣の経営の大変さを思うと、拝観料、御朱印、おみくじ、お守りなどなど、手を替え品を替えになるのはやむを得ないなぁと思います。
 
  で、岩船寺からコミュニティバスて戻った浄瑠璃寺も頑張っておられました。

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  紅葉が美しいアプローチ、じゃなかった参道。

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  浄土式庭園。

  撮影禁止の本堂にお参りしている間に、団体さんにご説明の声が聞こえましたが、浄土式庭園の場合、池の向こう、すなわち、撮影している地点から拝むのが本来のスタイルなのだそうです。

  本堂は既にあの世。このスタイルは宇治の平等院も同じだとか。

  それで言ったら、横浜のここも浄土式庭園だから、ホケホケ橋を渡るとそこはあの世なのね。💦

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  浄瑠璃寺にも美しい塔がありました。

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  参道脇の飲食店で飼っているのかネコちゃんがいっぱいいました。

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  このミックスっぽい子はすごい巻き尾が目を引きますが、どうやら片脚でした。好奇心旺盛ですぐ飛び出すから、何か大怪我をしたのではと思います。

  この岩船寺と浄瑠璃寺を回るのは、奈良バスの定期観光バスの秋特別コースでも2500円程度です。拝観料とフリーきっぷが無い時の運賃を考えたら、コストパフォーマンスは定期観光バスに軍配が上がりそうですよ。

  奈良バスが出している秋の紅葉狩りを中心にしたパンフレットを近鉄奈良駅直近の観光案内でいただいたので、どれだけバスの本数が少ないか覚悟して、ロスがない様にしましたが、予備知識無しなら、定期観光バス1択ですね。

  小学校5年の時、祖父の分骨で四国に行った帰り、浄瑠璃寺と岩船寺に行きましたが、多分、定期観光バスだったのですね。

  自力の小さなツアーを終えて、浄瑠璃寺参道の無人販売で買った大根の漬け物をホテルに置いてからランチと思いましたが、結局、セブンイレブンの弁当を買い、ホテルで食べ、まったり。

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 ちょっとエネルギーチャージに少しだけ昼寝して午後の部に続きます。