今日はアカデミア美術館でスタート、ピッティ宮殿に行き、食事やら買い物、疲れから来るのか身内の気やすさからか、ちょい言い合いなどしつつもフィレンツェ町歩きを楽しみました。
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 第一弾はアカデミア美術館。

  ミケランジェロ作のダビデさんの実物とご対面。

  初日に訪問した高台のミケランジェロ広場、市内、と二つのレプリカがあるけれど、やはり実物は圧巻。

  そして、やっぱりすごいイケメン。
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  正面からの写真が多いので、背中・臀部美もご覧ください。
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  お急ぎの方たちはスルーする小部屋にストラディバリウスや元祖縦型ピアノなどの楽器コーナー。

  ボリュームでは浜松の楽器博物館には遠く及びませんが、稀少度はなかなか。

  予習抜き、説明抜きの駆け足訪問ですが、キリスト教にことよせての作品と、当時のお偉い方向け、お金持ご発注の作品が多いようです。

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  かわいい天使
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  美少女
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  堅い感じの様式の中でも右の二人はイケメンだ!
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  商店の重厚なドアに飾られた正月リースっぽいクリスマスリース。
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  街のあちこちに道路に張り出す飲食店のテラス席が見られ、屋外ストーブが焚かれる店も。
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  アルノ川を渡り、ピッティ宮殿へ。五つの展示コーナーがあるそうだけど、宮殿装飾とラファエロを目当てに駆け足鑑賞。
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  やわらかい表情の聖母子像のマリアさま。
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  ラファエロも結構イケメン。
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  家人曰くフィレンツェの森公美子嬢。
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  この辺は個人差が大きいようだけど、私にはイケメンかな。
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  装飾はコテコテ。若い頃はこう言うのに憧れましたが、お好きな方にはすみませんが、今の私には胃にもたれる系。

 おそらくは中国からもたらされた陶磁器が非常に珍重されていたのはわかります。

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 え、誰、この人?
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 端正な顔貌、修正してるっぽい顔貌が並ぶ中、異様なインパクトを放っていたこのトッチャンコゾウ(失礼!)、文字通りの特別枠で大きな説明パネルもありましたが、すっ飛ばしてしまったので、作者がブロンズィーノらしい事しかわかりません。

  実在の人物を描くときには三割増しくらいに描くのが定番な中、敢えてこう描いたからには、そして訳ありげなフクロウと言い、神話等の人物ではと思いますが、検索かけても今日のところは出てこない!

  帰国したら調べるべし!
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 何気に通り過ぎる場所で、はたと目が合ったらボッティッチェリの作品でした。

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 朝方は霜が下りていたらしく日陰の石壁には白く溶け残りがあったボーボリ庭園。街の遠望がなければ、公園感のある場所でした。
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  昼ごはんを挟み
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 世界最古の薬局として有名なサンタマリアノベッラ薬局本店。見るだけ女の本領発揮。私には気軽に手の届かないお値段でした。
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 家人の皮鞄の買い物を挟んで
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 大聖堂へ ここも内部拝観には行列。フィレンツェの有名ところはほとんどそうでしたが、手荷物、身体検査あり。
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  行列はキリスト誕生のオブジェクトの前を通る。幼稚園がカトリックだったので、既視感ある、東方の三博士が主の誕生を祝いに厩にやって来た!です。
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  大聖堂地下は博物館。かつての建物がこちららしいのですが、またしても説明文すっ飛ばして、後でネットで日本語で見ようと言うヤツf^_^;
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 大聖堂内部拝観。ピサと違い撮影OKでした。
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  献灯。小さな平べったい蝋燭がみっしり乗せられ、後から来た人は小さな台座に割り込みで乗せるしかない。

 こう言うの見ると、日本の神社仏閣の線香や蝋燭のお供えと共通感あります。

 疲れ果て、たどり着いた夕食がこれ。

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 ホテル近くのスーパーで調達。持ち帰り部屋食。フィレンツェ来てまで値引品を選ぶドケチ虫ぶりを遺憾なく発揮。

 結局、革製品がいいよと聞いてはいるけど買わなかったばかりか、いわゆる土産物の買い物すらしないオバハンです。

  日本語対応出来ますとか、ガラス戸にJCBのステッカーを貼り付けた店はいくつか見ましたが、やはり、英語最強!

  そして、今やアジアからの観光の主力は中国人の皆様なのが随所で感じられるフィレンツェでした。