早朝、ホテルとお別れ。
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  昨晩宿泊料精算をし、朝4時50分にタクシーを頼んでおきました。

  イタリアはユルいの先入観の長年に渡る刷り込みがあるので、始発のトラムで空港に向かう案も考え、念のため乗り場や自販機も下見しておきましたが、タクシーは時間に来てくれました。
  敷地内に入ってくると聞いていたのに、実際はエントランスの外側待機で気付くのが遅れましたがセーフ。日本だと呼びに来てくれる、と思ってしまいますが、そこは自分の方から出ないとなのね。

  タクシーは薄闇の街を猛スピードで駆け抜け。トラムの何倍も掛かるとは言え、もし搭乗予定機に乗り遅れたら掛かかるであろうコストを思えば現地換算3700円は大した額ではありません。

  出国手続きを済ませて、いくつかのショップを通り過ぎ、搭乗待ち。こちらの飛行機は待合室から送迎バスに乗り、行き着いた先のタラップで待たせる、みたいなのは平気です。

  短時間でもお客様に寒い思いをさせまいというスタンスの日本のサービスに慣れていると、やや残念とは言え、不快になるほどのこともなく、逆にサービスし過ぎで、疲弊する日本を感じます(それは飲食店などでも感じました)。
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  今回初めて知ったエアドロミティ、合皮張りの固めのシートですが、グッズが可愛い。
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  一路フランクフルトへ。
予想に反して(失礼!)定刻ぴったりに出発。これは1分後のiPhoneの画面。
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 フィレンツェ直行は成田からアリタリア航空のみだそうで、羽田発は乗り継ぎありですが、往路のミュンヘン空港も復路のフランクフルト国際空港も巨大で、移動するのが大変。

  家人曰く、ヨーロッパでは日本なんて知らんぞ状態だから、空港の隅っこに行かされる!

  私の若い頃は日本のフラッグシップ、国際線飛ばしてるのはJALだけ、ANAは国内のみだったのですから、後発組ゆえの隅っこかもですけど。
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  往路もそうでしたが、復路でもあらかじめ刻印された、あるいは降機後に最初に見た電光掲示板の搭乗口から変更がありました。

  こういう点がツアーなら添乗員さんがぜーんぶ気遣ってくれて楽な点ですね。

  特にフランクフルトでは、最初に示された搭乗口そばでぼんやりしてたら、放送が入り、51に変更と聞こえ、家人に掲示板チェックをお願いしたら61番に変更でした。

  どうやらフィフティとシックスティを聞き違えたらしいボロ耳ですが、変わったという事だけは分かったからエライ!と自画自賛f^_^;

  空港Wi-Fiで検索して出た情報では現地で日本の円に戻した方が良いらしいので、両替して、小銭潰しにニベア的なミニ缶を買いました。

  ちなみに3万円の両替で良いというイタリア通の方のサイトを見てはいたものの、親子して慎重に各々5万円の両替をしていましたが、戻って来たのはぴったり2万円。キャッシュレスが普及しているので現金は少なくて大丈夫、その方が安全!というのは事実でした。

  お天気イマイチのフランクフルトを出発ー!
  
  あとは機内食とエンターテインメントを楽しみに。
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  行きと同じチキンなんですが、調理地が違うと味も見た目も違います。
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  行きはハーゲンダッツ、帰りのこれはすご〜く硬かった(笑)。
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  着陸二時間前の調整ごはん。牛肉のしぐれ煮。

  思えば、機内食もずいぶんと美味しくなったな、なのか、私の長距離の海外旅行は全て外国の航空会社だったからなのか、ボンベイだカラチだと回り道しなくてはがなくなったからか、謎ですが、時間の配分もよく、くどくないのでウンザリせず美味しくいただきました。

  エンターテインメントはじきに公開予定の映画版の『ダウントンアビー』の日本語版、中井貴一さん主演の『記憶にございません』を楽しみました。

      4日の 6時過ぎに日本到着。

  自分の中で、1月3日というのはあったけど、なかったような1日でした。

   何はともあれ、遺言書が無駄になって良かった、良かった!ヽ(´▽`)/