今回の目的はウサギ山小屋の点検と、夏に向かって草ぼうぼうで手に負えなくなるのを阻止すること。

  ああ、やっちまった、去年、便利に使った切れのいい花ばさみを忘れたと思ったら、家人Aが「これがあるよ」と出してくれたのが、植木屋さんが使っているのを見て来た剪定ばさみ。

刈り込みばさみ アルミパイプ柄剪定型刈込鋏3345(剪定ばさみ 軽量 枝切りバサミ 剪定鋏 園芸用品 花鋏 枝切りハサミ 剪定バサミ 刈り込みバサミ 刈り込み鋏 園芸ハサミ 剪定はさみ 枝切り鋏 剪定ハサミ 園芸はさみ 枝 切り はさみ 剪定 ハサミ 刈込鋏 枝切はさみ 庭木 道具)
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 子どもの頃、そばによると「危ないよ」と言われたような記憶がありますし、高校時代、八ヶ岳で過ごした時、家にはこれがなかったかと思います。

 雑草除去にはただただひたすら鎌を使うか、抜く生活でした。
  なので、今回、初めて手に取りましたが、これがなかなかハマる。

  高校時代を過ごした家(現兄宅)の庭は畑っぽい状態になっていたので、もっぱら草を抜く、刈り取るでしたが、ウサギ山小屋の庭は雑木林です。

 一昨年秋、倒木リスクのある大きな木を切って、日差しがさしこむようになったら、まぁ、出るは出るは・・切り株の横から目を出すひこばえや、近隣、あるいは自宅敷地内の木から飛んできたタネから生えて来たらいし小さな木まで、ぞろぞろ生えています。

 一部は背の低い小さな藪状態になっていて、そこへつる性の植物が絡みついて、まぁ、言っちゃあ悪いが見た目うるさい事。

  暑苦しそうなところ、お隣さんに迷惑がかかりそうなところからジョギジョギと狩ることにしましたが、こんなものも見つけました。

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  野生のアヤメ。

  アヤメとショウブは漢字で書くと、どちらも菖蒲となってしまい、花形も似ていて、私には芍薬と牡丹同様に見分けが難しいのですが、一番簡単な見分け方は、アヤメは陸生で、乾いた地面に咲き、ショウブは水際など、湿ったところを好むという事らしいです。

  高校時代は結構あちこちに咲いていたのですが、見なくなったなあと思ったら、わずかなれど見身近で見られ嬉しいです。

 そして、もう一つがこれ!

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 もう葉っぱみただけでわかっちゃう。

 花はこうなります。
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 きれいな花には毒がある・・・って根っこに毒があるらしいトリカブトです。

 今、ウィキペディアを見て初めて知ったのですが、漢字ではスミレと同じ「菫」と表記するんだそうです。びっくり。ショウブ・アヤメどころではない違いがあるのに同じ字なんですね。色から来るのでしょうか?

  朝食後一休みして、虫があまり来ないし、ギラギラと日が照り付ける前の時間帯に草刈りをしますが、初回は、ほんの30分くらいで終えるつもりが、ついつい夢中になってしまい、気付いたらほとんど2時間くらい夢中になっていたみたいです。

 二日目は、実生の楓の育ちをよくするために、楓救出作戦と称して、楓の周りに生えている草木を刈り取り。

 野生の植物の生きようという力はすさまじいです。楓はずいぶんとつる性植物に巻きつかれてはいるは、足元には小さな木がもさもさ生えていたりして、人間が手を入れてやらないと育ちにくいタイプの木なのかも知れません。

  小さなサイズなのに、しっかりとクヌギの実を実らせた形跡のある草のようなサイズの木を見て、そこでもたくましさを感じつつ、無情のバッサリをやりました。心が痛みますが、全部温存していたら、始末に負えなくなります。

 三日目になると、断捨離、片付けに通じるものがあるのか、最初はためらって切っていた部分をさらに刈り込む。一度捨てると、次々に捨てるものが分かってくる感じに似ているのだろなと思いつつ、更に容赦なく低く刈り込むのでした。

 午前中の2時間、日が当たる場所では汗をかきまくり。でも、木陰に入るとスッと汗が引くのが、お山の良いところ。

 2時間続けると、相当な運動になるようです。しゃがんで草を抜いたり、華道用のはさみを使うより、長さのある剪定ばさみはかなり楽とはいえ、ずっと腰を伸ばしたままでは切れないので、やっぱり、イテテテテという感じ。

 午後は使い物になりません。

 可哀そうだなと思うけれど、木は抜かなくても、葉や枝を刈り取っていくと、光合成が出来なくなったりして、枯れていくので、無理やり引っこ抜かないで良いと、去年刈り取ったもみの木が盆栽とは言えないまでも、いじけてるのを見て、確認出来ました。

 ゆるしてくれよ〜。また巨木になった時に大変だから・・・

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 ちなみに、到着時、すごいボリュームで迎えてくれたオダマキの群生がこちらです。
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 オダマキの花の清楚な美しさが好きで、スミレと共に偏愛してしまって、刈り取りしていません。えこひいきです。
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 優遇植物は上述のアヤメ、トリカブト(あくまでも花をめでるためですよ!)、加えて、いつか食べるだろうのタラノ木です。

 この辺りの基準では猫の額とも言うべき小さな庭ですが、素人、かつ年々あちこちが痛いぞと言うシニアにとっては、何とか手に負えるちょうどよいサイズのようです。
 
  理美容師さんにカットしてもらうのではなくて、家庭でカットしているどころではない低レベル状態ですが、森の床屋さん、出来る間は続けるぞ〜。

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