墓参りが楽しいなんて、と思う方もいらっしゃるかとは思いますが、多分、昔の墓参りも、大切な人と別れた涙が涸れる頃には、家族で行く近場のピクニックみたいだったのでは?と想像してます。
私も母が亡くなり25年、一番最近のお別れが10年前の祖母。今は懐かしいだけで、そんなにお待たせせず、いずれそっちに行くからねと言う気分です。
正直に言えば、鎌倉に菩提寺がある、と言うのも楽しい墓参の要素です。
まるで梅雨明けみたい、でも湿気がないカラリとした暑さの中、毎度お世話になる友人が車で菩提寺に連れて行ってくれました。
前回、白潮現象でエメラルドグリーンに見えた鎌倉の海を見た時には、まるで救急車で走っているみたいにノンストップに近い状態でしたが、県内移動の自粛要請が解除されたあとの本日はそこそこ時間がかかりました。
ゴーストタウン並みに見えた店舗も、ほぼ全て営業再開して、鶴岡八幡宮の信号待ちも、以前ほどではないけれど、まずまず人が戻っていました。
しかしながら、よく考えれば、紫陽花の時期の鎌倉にしては人出が多いとは言えず、煮えたぎる程暑い真夏のレベルくらいです。
実家の菩提寺は一応観光スポットなので、ちょこちょこ人が入っていて、前回は全く姿の無かった人力車も出ていました。
明日から雨だし、今の気温じゃすぐだめになるもん、と途中のコンビニで買った花束は一束だけと言う渋ちんです。(^^ゞ
墓石の周りの小さな実生の芽を摘み、友だちがたわしで掃除してくれました。お線香備え、ナムナムとご挨拶。
つつがなくお参りを済ませ、鎌倉駅方面へ。
友人もお気に入りのお店、将元(よしもと)で、久々のランチ。
お値段が上がっていましたが、ボリュームアップ。さらに胡瓜にママが漬けたお味噌のサービス付き。
野菜たっぷりで、あとになって胃に持たれたりしないのですが、すごい満腹になり、友人ともども大満足!
食後はそばの踏切を渡りましたが、この方がお休み中。
きれいに磨かれているので、案外直ぐにお出かけの予定があるのかな? 例えば鎌倉市の小中学校の貸し切りとか?
鎌倉駅の江ノ電口を通り、御成通りに出て、これまた友人のお気に入りの格安アウトレットのヤワタで、友人お買い上げ。新型コロナウイルスの影響により、値札からさらにレジで半額!と言う驚異のお値段にホクホクでした。
はい、もちろん見てただけ。毎度毎度の見るだけ女です。(^^ゞ
店内はオサレなマダムが何人かご来店で、混雑はしていないけれど、近場の人たちが戻って来ている感じでした。
帰り道、友人と、この前みたいな閑散は寂しいけど、激混みもいただけない。鎌倉はこれくらいの人出がちょうどいいね、と勝手に決めつけました。
駆け足鎌倉でしたが、やっぱり連れがいると楽しい!
次はもっとゆっくり出来たらいいなと思います。