昨日下山しました。

 朝から雨。朝採れ野菜を用意して待っていてくれた友人宅に寄って、どさっとジャガイモやモロッコインゲンなどなどありがたくいただいて、帰途につきました。

 走行中、雨脚の激しい時もありましたが、ほぼ順調で、帰宅後、荷物を家に持ちこみ終わった直後、土砂降り、その後、雷鳴も、となり、いいタイミングの帰宅となりました。

 滞在中は雨に降りこめられたとはいえ、あいまに草刈りは出来たし、往復はまことに順調で、プラスマイナス0なのかなというお山行きでした。

 八ヶ岳から出る朝は洗濯をしないので、持ち帰りの洗濯物が二人分、+留守番の家人C分もとなるのが通例。このところ、ず〜っと、そういう時に限って朝から雨。ましてや今は梅雨。

 そして、就寝時も雷鳴と雨音が聞こえていたので、覚悟はしていたのですが・・・

 朝目を覚ましたら、日差しがありました。

 朝だけだよね、きっとまた降ると、少し雲が見えるようなので思いましたが、予想を覆し、嬉しい事に日中ピーカン、気温も高いので、洗濯物もパリッと乾きました。

 まるで梅雨明けのようです。雷雨の後梅雨明けというのは、子どもの頃からしばしば体験しましたが、そんな感じ。

 しかし・・・これで梅雨明けだとしたら、このところの恒例通りなら、猛暑、酷暑がやってくるわけで、豪雨に見舞われた被災地の方々の暮らし向きを思うと、心配になります。

 激甚災害ばかりが相次ぐ、平成から令和の日本。

 しかし、先ごろも思ったように、国のお金の使い方がどうも変。山を下りる間際のニュースでは戦闘機をアメリカから購入。その莫大な費用を被災した地域や、新型コロナ禍で大きな被害を受けた方たちに回せたらと思わざるを得ません。

 留守中、投函されていた無料の地域ミニコミ誌を見たら、新型コロナ禍で、いつかは一度行ってみたいと思いながら、ずっとあるから大丈夫と思っていた、お庭がきれいな和食店が閉店と言う記事がありました。

 記事によると、会席の予約がほとんどなくなり、テイクアウトで対応しようとしたが無理だったようです。

 お庭を楽しみながらのそこそこのお値段を払っての会食というのは、不要不急のというアイテムなのかも知れませんが、芸術やスポーツと同じで、そういう経験をすることで、元気が出たり、そういう経験をしたいと思うから、頑張れるというのがあると思うのです。

 けちけちライフを謳歌(?)している私が言うと説得力ないかも知れませんが、全部が全部、合理的に割り切って、最低コストで行きましょ!ってのは、違うと思う。

 ここぞというところに注力(注金も)して、すてき、楽しい、嬉しい体験が出来るというのは、生きる希望につながります。

 そういう場所が不要不急としてカットされていくことで、心の余裕が失われていくのを懸念します。

 梅雨明けかなと書いたばかりですが、今の日本の状況は悲しいと思う私の気持ちに沿ってくれたがごとく、突然大粒の雨が降り始めました。

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