将棋の事はさっぱりわかりませんし、今から覚えようという気持ちにもなれないのですが、中学生棋士として話題を集めた藤井総太七段が、本日めでたく初タイトルを獲得されました。

 おめでとうございます!!
 中学生棋士時代の快進撃で、いやおうもなく目にとまったというのはありますが、それとは別に、ひっそりファン(ルールもわからんくせに)の理由は、長男がぽそっと言った、藤井棋聖が弟に似ているという一言からなのであります。

 我が家の家人Cこと二男坊。バンクーバーオリンピックの時には「小塚君に似てる」と義姉と近所の友人から言われたことがあり、それが彼のファンになるきっかけだったと言ってもいいくらいの親バカですが、あれから10年経ったのに、まだ17歳の藤井棋聖に似ているとは、家人C、年齢不詳であります(笑)。

 さて、藤井棋聖の天才ならではのたたかい方と比べると、我が国の新型コロナウィルスや災害とのたたかい方は、まことに悪手を重ねている感じがします。

 大都市圏で新型コロナウィルス感染症が第二波と思われるレベルで広がっているのに、22日からGoTOキャンペーン開始とはなんだという世論に押されて、見直すことになったようですが、結局、スタート。都知事が移動の自粛を訴えたこともあり、東京発着の旅行にはキャンペーンは非適用、東京都民は除外と・・・

  東京って言っても、感染者数が多いが、医療機関も一応そろってはいる23区と、感染者が出ていないが、新型コロナウィルスに対応できる医療機関が甚だ不十分な島しょ部、檜原村みたいなところといっしょくたにしているのは変だし、東京都民だって、ちゃんと税金払ってるのに見返りないのは不公平というのもあります。

 東京がダメなら、神奈川都民エリアとか、千葉都民エリア、さいたま都民エリアと呼ばれるところも似たり寄ったりでしょうが。


  激甚災害となってしまった、直近の豪雨被害に対して、感染症予防策として、県外ボランティアは受け付けられないという中、GoToキャンペーンで、不要不急のための移動を推奨するのって、どうなの?

 だいたい決定前に専門家と練らず、不安の声がたくさん出てから、専門家と協議って、どういうこった? 

 などなど・・・観光業に携わる方たちが大変な事、観光業はすそ野が広くて、ピンポイントでの支援が難しいことなどはあるにせよ、ツッコミどころだらけで、不安なキャンペーンです。


 突如の休校措置、アベノマスク、迷走した給付金決定の経緯などなど・・・とんちんかんな事、無駄遣い、ナンセンスが多くて、なんかなぁです。

  現政権の皆様には藤井棋聖の爪の垢を煎じて飲んで欲しい気持ちです。

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