高校時代の同級生宅で、このところ恒例のミニ女子会。

  1年ぶりに顔を合わせる人もいるけれど、何の違和感もなく、直ぐに話が弾むのが、同級生の良さでしょうか。

  お盆休暇の時期、かなりにぎわう(他県ナンバー車多々)名物スーパー、私が勝手に読んでる「村の紀伊國屋」、ことひまわり市場にて、いろいろ買い込んで、風通しの良い涼しいお座敷でおいしくいただきつつ、なるたけ控えめにおしゃべり。
  楽しかったのですが、ちょっと不穏な話が・・・

  当地界わいで新型コロナ感染第一号となった人が自殺したという噂があるとの事。伝聞ですし、新型コロナ感染者に対して、石が投げられた、夜逃げした、自殺したと言った不穏な噂の中には、単なるガセネタも結構混ざっているそうですが、そういう噂が立ったり、時に悲劇が起こる日本の病みっぷりに、悲しい気持ちになりました。

 わざわざ人に感染させたいからと、悪意で感染症になるような人は殆んどいないはずで、ちょっとした不注意や、不運などなどで、感染した人たちは被害者なのに、どうしてそこまで叩く?

 それで思い出したのは、東日本大震災で、原発被害も含む甚大な被害が出た後、政権交代した首相の言葉でした。

 「敵に塩を送る」という行為とは真逆の、傷口に塩を塗り込むような、̪私怨だけに突き動かされたような、心無い、狭量さを感じたのは、東日本大震災当時の政府が全部悪いような言い方でした。

 そもそも大事故を起こした原発を推進したのはどこの党だよ、どの口でそんなことを言うんだ!と私はそれで、首相を一発で嫌いになったんですが、多くの国民はそうは感じなかったようで、好景気の演出等を信じたのでしょうね。

 
  って、何が言いたいかと言えば、国のトップが、前代未聞の天災に際し、万全な対応を出来なかった組織に対して、いかに敵対勢力とは言え、自分たちの過去の行動は全く棚に上げて、ここぞとばかり、メタメタにこきおろすような、人としてどうかと思うような対応をするのですから、国民の一部が、本来ならお大事にと言わなくてはいけない相手に対して、出て行けだの何のと誹謗中傷してしまうのかも知れないという事です。

  もちろん、そんな心無い人はひと握りですが、国のトップ自体が、えこひいきや、心無い対応をするのですから、心無い人たちは大手をふるって、自分らの行動を正しいのだと思い込めるんだと思います。

 声のでかい愚か者のために、本当は被害者である人が石持て追われ、家族まで巻き込まれたり、絶望したりする国って、本当に情けないです。

 平成を通して、日本は格差が広がり、貧乏な国になったと言われますが、暮らし向きの苦しさや、行き過ぎた効率至上主義などなどで、心の余裕が失われた分、正義面して、ちょっとした落ち度があった人や、自分より弱いものをたたいて快感を感じる傾向が強まっているようにも思います。


 新型コロナウィルスは、人の命を奪う事すらある誹謗中傷に加え、買い漁り、買い占め、転売に走るなど、貧しくなった心の砂漠化と、人気取り優先で、小手先の策に走る政権の胆力の無さをあぶりだしてしまったなぁと思います。


  ・・・楽しいおばちゃんトークの間にも、ふと心が曇ってしまった、いつもと違う夏です。

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