ウサギ山小屋からほとんど動かない日々、缶詰ライフであります。

  缶詰ライフの名の通り、食材として、缶詰も重宝しています。

  とはいえ、明日あたり、食糧の買い出しに行かなくてはですが、本当に動きの少ない生活です。

  連日の午後から雷雨予報、ずっと外れて、カラカラ天気で来ましたが、今日の午後はゴロゴロ音が響き、雲が出て来ると、怪しげな風も吹いて、今までの午後まで続く暑さが引っ込んで、蒸し風呂みたいだった二階で過ごしても結構心地よかったです。
  家の周りの草をむしったり、ふだんの短期滞在時にはなかなか出来ないカーテン洗濯や、お客様用にキープしている布団のカバー類を毎日少しずつ洗ったりしていますが、とてものんびりと過ごしています。

  自宅にいると、週に4回、分別してのごみ出し、それとは別の資源回収、生協の共同購入で到着商品の仕分けなどのルーティンがありますし、日配の新聞、到着する郵便物、求めていないのに勝手に投函されるチラシ類の仕分け処分もあれば、モノが多いので、あれこれ細々と片づけなくてはならないなど、最近の言葉で言えば、名もなき家事がどっさりとあります。ときどき通院や野暮用もあります。

 ですが、ここでは新聞も購読していないし、郵便物もほとんど届かない、投函されるのは高熱水道費の検針票くらいで、生協はお休み、切迫して片づけなくてはというほどのものがない(厳密に言うと、両親がつけていた日記、捨てられないで持って来てしまったなんてのがありますが)ので、追われる感じがありません。

  ご近所さんもいらしていて、人の気配は感じられるが、お隣の物音が聞こえる状態ではなくて、視界に入るのは緑がほとんど。

  よく雑誌やテレビで紹介されるような、すてきな別荘ライフとは程遠いウサギ山小屋とはいえ、とりあえず、健康状態もまずまずで、子育てや介護で悩むこともなく(これも厳密にいえば、子どもの事はいつまでも何かしら心配はあるのですが)、う〜む、今の時間は、人生の楽園か。

  いいのか、こんなにのんびりしていても、という気持ちもない訳じゃないですが、凡人なりにいろいろとありましたので、こんな過ごし方、ごほうびなのかも知れません。

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