DSC_1780

  友人たちには生前整理と呼んでる片づけが、ひっそりとマイブームなので、今日はヨガ教室の後、タンスからアクセサリーの箱を引っ張り出してみました。

  ふたが開いているジェットの黒いネックレスとピアスのセット(黒いものが黒い箱に入っているので、何が何だかだと思いますが)は、私の人生の中では「割と最近」Amazonで買った軽いアクセサリーであります。

 これ、用途は葬儀と法事用・・・(;´∀`) 

 たまに外出時に着けるアクセサリーは手作り市で買ったものとか、フェアトレードショップで買ったものなど、気軽なものが殆んど。
  重量的にも軽いし、お値段も軽い、正真正銘の軽いのです。
 
  ジェット以外の箱に入ってるのは、重さはともかく、昔としてはそれなりのお値段や思い入れがあって「重たい」部類のものたち。

  中にはOL時代に、せいぜい3万円くらいで買った真珠の指輪なんてのもありますが、今ならもっと値下がりしていることでしょう。いや、今だと土台の18金の方が高いなんてこともありそう。

  母が買ってくれた真珠のブローチやネックレス、本当の値段は知りませんが、きっと高いのだろうと勝手に思い込んでいましたが、それらを買った母の気に入りだったらしい元町の大野真珠店もとうに閉店しました。(/_;)

  戦争中、鍋釜はもちろん、家に宝石の類があれば供出しなくてはで、戦後になれば手持ちの上等な着物を手放して食べ物と替えなくてはの経験を積んでいた母ですから、きらきらものにはひときわ執着がありましたが、悲しいかな、高度経済成長に全く比例しない父の収入では、ハードルがとても高い中、娘にはせめて、と着物やら宝石の類を少々ですが、買い求めてくれました。

 そんな次第で、お値段と量はさておき重たいアクセサリーと着物です。足らない中で頑張って買ってくれただけに、大事にしなくちゃと思って、長年保存してきました。

 幸いに着物は兄嫁が一番高価な部類を引き取って、孫娘の将来にと、今どきとても費用がかかるであろう悉皆屋さんで手入れをしてくれまして、肩の荷がおりました。

 が、アクセサリーはまだ手元にあります。

 特に真珠はもう無理。まずネックレスは重たくて、首に来ます。ブローチ、指輪は粗忽な私は傷だらけにしてしまいそうで、とても使えないですし・・・。豚に真珠ならぬ鶏ガラに真珠か (;^_^A

 そして、もう出番がないと思う理由として、1番大きいのは、もはや全然似合わない!
 
 しわ首を目立たせるアクセサリーはNGだし、手の甲がぽっちゃりとして指輪が似合った祖母や母と違って、骨ばって血管は浮き出ていて、指輪をしても全く似合わない手なのです。

 葬祭用のジェット以外は、もう出番はなさそうです。

 これらも、兄嫁経由、または直接、姪たちに引き取ってもらえないかな・・・

  物としては小さいですが、親(姪たちにとっては祖母や曾祖母)の思いがこもっているだけに、時間をとって、しっかり見てもらってからと思うと、自分の判断だけで、さっと寄贈できるものと違って、存外手間がかかりそうです。

 まずは箱書きならぬ、説明の紙片を箱につけておくところからでもスタートせねばと思いますが、今日はそれを思いついたところで終わり。(^^ゞ

  ここに来て、生前整理気分が盛り上がっているのは、新型コロナ禍による「この年になるといつ何があっても」感によるところもありますが、それより大きいのは、母が亡くなった年に近づいているからだと思います。

  同年代でも、親御さんがご長寿の方は、この手の切迫感はあまりないみたいですね。

  ふた親がそろって90代過ぎまでかなり元気だった家人Aに、片づけや生前整理に対する切迫感が殆んどないのは仕方ないのかも知れませんが、乳幼児死亡率が高く、医療も今ほど発達しておらず、なおかつ戦禍の時代を生き抜いてきた強靭さと強運を持ち合わせた結果として長寿であった親世代と、過保護に育った自分が同じレベルで長生きできる保証はないのではないか・・・と思ったほうが良いのではと思うんですがね。^_^;

人気blogランキングへ