確か、イソップのお話ですよね、町のネズミと田舎のネズミって。

  今日は久しぶりに思い出しました。

DSC_1828

  実態は、イソップのお話とは違うニュアンスですが、そんなふうな対比を感じました。
  お話の舞台は最近恒例の極小女子会の集合場所のトラットリアなるおされなお店。

  こう言うお店、横浜の自宅の近くでは寡聞です。

  電車に乗るにせよ、車で移動するにせよ、私にはえらく敷居が高いのに、ここらの友だちは生活圏に駐車場完備のこの手のお店がいっぱい。

  観光地圏だからなのもありますが、広い土地を確保しやすいのが大きいと思います。

  しかし、一方で、このエリアから遠隔地に旅行に行くのはかなりハードルが高い。

  例えば京都に行くには、一旦東京に出るか、中央西線で名古屋に出なくてはだそうです。高速バス利用なら、横浜出発より時短で楽そうなものの、本数が全然少ないとか。

  飛行機利用の旅ならなおさら。直近の松本空港発着の便は限られていて、羽田空港に出るか、行く先によっては成田空港へ出る、それだけで一日仕事です。

  コンサート、美術展の類はもちろん、映画館も県庁所在地にしかないなど、風光明媚、密集してない、田舎の良さと引き換えの不便さが否めない部分です。

  そして、もう一つ。

  ここを肯定的にとらえられるか、否定的に見てしまうかで、どちらのネズミになるかが決定的だなと思うのが、人間関係の濃密さ。

  今日も出ました、新型コロナウイルス感染の話題。

  友人たちは誰かが感染したからとバッシングしたり、自粛警察になったりする人たちではないのですが、どの地域でどんな職種の人が感染したか、など断片的な情報で、憶測が飛び交うようです。

  そして、良くも悪くも、個人事情がかなり筒抜け。

  良い面では介護サービスなどで個別の事情を配慮して貰えるなどがありますが、買い物や選挙、就職などで情実が優先されてしまい、悪しき慣例になってしまうことも。

  田舎を出て戻らなかった祖父の時代はさらにがんじがらめだったようですが、それから3代を経て、他の要素も混ざった結果、自分は田舎の人にはなれんなぁと思います。

  しかし、普段は別の世界にいる私だからこそ、同級生たちは本音を語ってくれるのかも知れません。

  純正町のネズミにもなれないし、純正田舎のネズミにもなれない私。

  それを思うと、今自宅のあるところは駅からバス便、横浜の鄙ですが、隣は何をする人ぞでもないし、根掘り葉掘り詮索するでもなく、ゆるく繋がり協力する時もあるけれど、購入や選挙などへの介入はなくて、暮らしやすい場所なのかも。

  森永卓郎さんの言うところのトカイナカのネズミ?

IMG_20201028_213618_965

  デザートを食べながらそんなことを思った極小女子会でした。

  何にせよ、転校生だった来たりものを仲間に入れてくれて、ありがたい事です。