今日は気象情報が見事に外れ、どんよりとした空の下、さぶっ!と言いながら、朝から活動。午後1時半には帰宅しました。

  我が家から鎌倉、実際の距離は不正確ですが、公共交通を使うと、京都駅から長岡京市の光明寺に行く程度、あるいは醍醐寺に行く程度です。

  車を利用の場合、渋滞が無ければもっと近い感じです。

  なので、朝一番に出ると昼過ぎには戻れてしまう、考えようによってはかなり贅沢な環境なんですが、イージー過ぎて、とんぼ返りもしょっちゅうです。

  今日は友人が車を出してくれて、久しぶりに観光客目線で、今季最後かなと言う紅葉を見る事が出来ました。

 某有料駐車場にとめて、まずは頼朝公のお墓へ。

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  正面から撮影は申し訳ない気持ちになり、横から。

  墓と言っても供養塔のケースが多いので、ここは本当に頼朝公のお墓?と3人で口々に言いつつの参拝。(^^ゞ

  次いで鶴岡八幡宮境内へ。

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  本殿下のお社では、雅楽の音と共に何やら儀式が行われていたようでした。

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  手水が新コロで使えないので、今どき流行りの花手水に。
  
  柄杓のない竹筒から水がほとばしる臨時の手水も用意されていました。

  車が行き交い、歩道は無い、あっても狭い、だから鎌倉は世界遺産登録無理なんだよーと思った(本当の理由は別ですが)歩き心地よろしくない道を北鎌倉へ向かいます。

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  かつて何回か利用した人気のお店、欧林洞、やはり閉店していました。

  ご主人が父の同級生だったとかで、初代オーナーご夫妻がこの度鎌倉でお店を開きます、と名物となったチョコレートをお持ちくださったのを思い出します。

  荒れないうちに、新たなお店が出来ると良いのですが……。

  今日のお目当ては

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 足利尊氏公のお墓があるという長寿寺。建長寺の塔頭だそうですが、ふだんは非公開。

  実家の菩提寺から亀ケ谷切り通しを通り、北鎌倉に出る時に、あら、こんなところにお寺があるけど寿福寺みたいに非公開なのね、と思っていたそのお寺でした。

  年に2回ほど、週末を中心に公開されるとの事で、車を出してくれた友人が教えてくれたのです。

  紅葉はまだかな?と緑の多いのを見て思いましたが、どうやら赤くならない青カエデ系のようで、赤く色づいた葉はチリっとなっていたし、落葉も茶色くカサカサになっていたので、残念ながら、また見ごろを外したようですが、手入れの行き届いた瀟洒なお寺です。

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  時節柄なのか、いつもの事なのか、おしゃべり厳禁。少しでも話すと、速攻で係の方が現われて注意されます。

 そちらへ移動する?レベルの会話でも注意されてしまうので、ちょっと不便ですが、おかげで静謐な空間を楽しめます。

 こんなに素敵なお寺だったとは、全く知りませんで、紅葉の盛りは過ぎていましたが、これは毎年頑張って関西に紅葉狩りに出かけなくてもいいかも?と思ってしまいました。

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 お寺でいただいた絵はがきです。紅葉のピークはこうなるのね。

  駐車場は西御門界隈、そこからずっと歩いたのでお腹も空いてきました。


  またいつでも来られる、で建長寺はスルー。実は恥ずかしながら建長寺、拝観した事がありません。


  長年、いつでも行ける!で来ましたが、そろそろ拝観させていただくべきですね。


  建長寺ほど近くのお店で軽くお昼。

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  けんちん汁と塩むすびのセット。お野菜だけの精進料理です。

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  水差しが映え!でかわいい!


  中身は三浦のオシャレ系大根の輪切り、多分人参の葉にハーブなど。

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  お膳が出るまでにお隣のお部屋からお庭をごらんくださいのお言葉に一人ずつ移動。


  うーむ、禅寺チック。悟りの窓?
 

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  帰りは鶴岡八幡宮の本殿横を通り、遠くに一の鳥居と海を見つつ、階段をおりました。

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  暴風で倒壊した大銀杏の子ども、姿形が整って来ました。


  この銀杏を見る度に、大銀杏が倒れる前年末に参拝した二日後の晦日に父が突然亡くなり、年を越してから、大銀杏が倒壊してしまった事を思い出します。


  いつも遠巻きに見る感じの鶴岡八幡宮ですが、観光客目線で見ると、かなり立派な神社ですね。
  
  短時間ではありましたが、名残りの紅葉も楽しめて、すてきな日になりました。

  来年こそ、紅葉ビンゴ狙います!💪😉