三浦春馬さんの主演作、明治維新後の大阪発展の立役者、五代友厚を描いた「天外者」、用事で外出したので、見て来ました。

  封切りが先週の金曜なので、これからご覧になる方が多いと思うので、詳しいことは書きませんが、映画が終わって、スクリーン上に三浦春馬さんへのメッセージが出た瞬間、拍手が聞こえてきたので、私もお仲間入りしました。

  長崎の観光スポットとして有名なグラバー邸の主、トーマス・グラバーをはじめとして、幕末〜維新の時期、英国人とやり合う場面があるのですが、英語の発音が良いのに感心しました。

  イギリスに短期留学したり、とても努力されたのだろうし、好きだったんだろうなぁと思います。

  「世界はほしいものにあふれている」は彼も好きな仕事だったんではないかなと・・・この作品を見て、そんなことを思いました。

  見ている間は殆んど忘れているのですが、やはり見終えると「どうして、こんな努力家で、一生懸命に、熱く演じている人が命を絶ってしまったのか」と思えてなりません。

  過労だったのか、跳ね返せないほどに心身ともに折れるようなことがあったのであろうか・・・

  画面で見る彼には俳優さんであるからという以上に、老成したものを感じます。

  我が家には同い年の家人Cがいて、その3歳上が家人Bですが、家人Cはもとより、家人Bより年上に見えます。

 背負うものが大きく、責任感が強かったんだろうなぁと・・・

 本当に惜しい方でした。

 改めてご冥福をお祈りするばかりです。

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