二日前の夕食の支度中、台所の白いタイル壁に真っ黒なススが舞ったので、久しぶりに眼科に行きました。
かなり前から飛蚊症持ちで、シルバー川柳のお気に入りの句「目には蚊を耳にはセミを飼っている」が発表される以前からのながーいおつきあいなのですが、こんな真っ黒なススははじめて。
こりゃ早くお医者さんへと思ったのは、昨年の晩秋ころ、子育て仲間の友人が、飛蚊症から網膜裂孔になってレーザーで留めたと聞いたから。
ご近所さんでは、網膜剥離を二度した人もいるし、彼女と同様のド近眼の私、何かあったら困るという思いからでした。
それと共に、ドライアイの目薬も切れてきた、というのもありました。
瞳孔拡散剤を点してもらっての眼底検査しなきゃなので、帰りにはまぶしくて目が開けられないのは経験済。 なので、こんなのを持参して参りました。
アラフォーになったくらいから時々、眼底検査をしてきましたが、若い頃は瞳孔が開くのを待っている時間も惜しくて、という感じだったのが、飽きるのとは別に、目をつぶってBGMを聞きながら、のんびりしていました。
少子化のせいもあるでしょうけれど、新コロのせいもあると思います。以前は平日でも眼科は結構混んでいたのが、今は空いています(昨年新コロ感染拡大期の春先にかかった耳鼻科も同じく)。
医療関係、新コロ対応をするところが1番大変かとは思いますが、一般の診療所、医院も経営的には大変だろうなと思われます。
やっと検査。検眼、そして眼底チェック。
しっかり黒い点が網膜に出現しているとの事ですが、病変ではないとの事。加齢です、加齢!
若々しい目だねと言われて、一瞬いい気持ちになりましたが、先生、はたと気付いて「あ、まだ若かったね」との事で、どうやらグレイヘア、もといシルバーヘアで、一回りくらい年上に見られて、カルテを見て、言い直しされたようでありました。残念! ^_^;
仕事していたっけ?と聞かれまして、いや、専業主婦してます、首痛めちゃってもうバイトもやめました(ずいぶん昔のことになったな)とお答えすると、じゃあ、しっかりした人にお願いしたんだけど、ドライアイの治験の話を聞いてみてくれないとのお言葉。
しっかりした人=課題に対応できる人の事らしい。さらに、ある種の処方薬を使っていない事。
仕事をしていないかの確認=何度も出向ける時間がある人の事らしい。
と分かったのはCRのバッジを胸につけた白衣の治験コーディネーターのお兄さん(家人Bくらいの年齢だろか・・マスクで目元しか分かりませんが)のご説明を聞いて。
A4の紙を閉じた結構厚みがある冊子を見ながら、順を追ってのご説明。
治験についてのあらまし、治験で行われる検査(点眼液でも検尿や血液検査などが必要)、万が一、ひどい副作用が出た時の補償のこと、中にはプラセボ(偽薬)も混ざる事、濃度等はどれが誰に当たるかは分からない、なれ合いにならないために、医師は紹介はするし、途中経過についての診察や検査はするが、何が渡されているかの内容は全く分からない事。 1日4回、最低3時間以上開けること。1日の終わりには貸与するiPadにレポート記入。
iPadぉ・・・・使ってみたい!.。゚+.(・∀・)゚+.゚
もちろん、私的なことに使えないのは分かっていますが、使い勝手、持ち心地などわかるじゃありませんか。
そこで、ぐっと食指が動いたのですが、反面、花粉症対策のお薬は一切禁止と言われてしまったのがハードルでした。
市販薬の小青竜湯 ↑ を愛用していますが、それもダメ。
説明書には抗ヒスタミン剤(これ、小青竜湯を愛用以前は、アレルギー性のあれこれによく処方されて使ってました)はじめ、ダメダメ薬のリストが・・・ ひえ〜〜〜〜。
もう私の鼻は花粉を感知しております。
ここら辺はスギ花粉が飛ぶのが早いので、先月から「来たな!」と感知して、朝から洟垂れ状態だなと思うと、時々小青竜湯を飲んでました。
しかし、それ以上にハードルが高くなって、お手上げだと思ったのはスケジュール。
医院内の掲示板に貼られていた「治験してみませんか?」のポスターには4週間くらいと書いてあり、先生もそんな風に言われていたかと思うのですが・・・
まず待機に2週間。その間に薬断ち。今使っているドライアイ用の点眼液も断ちます。
そして、検査後、毎週4時間くらいかけての検査。
じゃあ、3月末には終わるのかと思っていたら、とんでもない。4月になっても続くと判明。
ごめんなさい、とお兄さんと先生にお詫び言って(わざわざどこかから来て、熱弁ふるっていただいたし、先生の顔もつぶすわけで)謹んでお断り申し上げました。
1回の検査ごとに謝礼もいただけるそうですし、iPadを手に取ることもできるわけだし、なかなかいいお話だったのですが、桜が咲く頃には八ヶ岳のウサギ山小屋に行かなくちゃです。
毎週ごとに検査を入れなくてはいけないとなると身動きが取れなくなります。
これらの条件により、人集めに苦労しているのかも知れません。
お兄さんからは、じゃあ、この日程ではとカレンダーを指さしながら言われましたが、ウサギ山小屋通いは春先から晩秋まで続くので、YESとは申し上げられず、お兄さんには想像外の返事だったみたいです。
仕事もしてないのに毎月のように飛び歩く、こいつは何者だ?と思われたっぽいので「二地域居住みたいなことをしてるもので」と申し上げましたが、ご理解いただけたんだかどうだか。(;^_^A
先生曰く、あなたくらいの年齢だと、まだ現役の人ばかりで、時間がないと言われる・・・って、昔はシニアは悠々と暮らせたのに、今は還暦過ぎても仕事するのが当たり前の世の中になってしまったのだなと思います。
お兄さんにも先生にも、期待を裏切ってしまって(?)ごめんなさいでしたが、治験というのが、なかなか大変なものだという事だけはしっかり分かりました。
次に治験の話があったら・・・今度は、まず最初にスケジュールから確認して、ご説明の手間を省いてさしあげましょう!と心に固く誓いました。
う〜む・・・・スケジュールさえあえば、マスクで重装備、鼻の孔にはワセリン塗り込んで、謝礼欲しさとiPad触りたさにドライアイ医療の発展に貢献したかったのに・・・ 残念!
人気blogランキングへ
アラフォーになったくらいから時々、眼底検査をしてきましたが、若い頃は瞳孔が開くのを待っている時間も惜しくて、という感じだったのが、飽きるのとは別に、目をつぶってBGMを聞きながら、のんびりしていました。
少子化のせいもあるでしょうけれど、新コロのせいもあると思います。以前は平日でも眼科は結構混んでいたのが、今は空いています(昨年新コロ感染拡大期の春先にかかった耳鼻科も同じく)。
医療関係、新コロ対応をするところが1番大変かとは思いますが、一般の診療所、医院も経営的には大変だろうなと思われます。
やっと検査。検眼、そして眼底チェック。
しっかり黒い点が網膜に出現しているとの事ですが、病変ではないとの事。加齢です、加齢!
若々しい目だねと言われて、一瞬いい気持ちになりましたが、先生、はたと気付いて「あ、まだ若かったね」との事で、どうやらグレイヘア、もといシルバーヘアで、一回りくらい年上に見られて、カルテを見て、言い直しされたようでありました。残念! ^_^;
仕事していたっけ?と聞かれまして、いや、専業主婦してます、首痛めちゃってもうバイトもやめました(ずいぶん昔のことになったな)とお答えすると、じゃあ、しっかりした人にお願いしたんだけど、ドライアイの治験の話を聞いてみてくれないとのお言葉。
しっかりした人=課題に対応できる人の事らしい。さらに、ある種の処方薬を使っていない事。
仕事をしていないかの確認=何度も出向ける時間がある人の事らしい。
と分かったのはCRのバッジを胸につけた白衣の治験コーディネーターのお兄さん(家人Bくらいの年齢だろか・・マスクで目元しか分かりませんが)のご説明を聞いて。
A4の紙を閉じた結構厚みがある冊子を見ながら、順を追ってのご説明。
治験についてのあらまし、治験で行われる検査(点眼液でも検尿や血液検査などが必要)、万が一、ひどい副作用が出た時の補償のこと、中にはプラセボ(偽薬)も混ざる事、濃度等はどれが誰に当たるかは分からない、なれ合いにならないために、医師は紹介はするし、途中経過についての診察や検査はするが、何が渡されているかの内容は全く分からない事。 1日4回、最低3時間以上開けること。1日の終わりには貸与するiPadにレポート記入。
iPadぉ・・・・使ってみたい!.。゚+.(・∀・)゚+.゚
もちろん、私的なことに使えないのは分かっていますが、使い勝手、持ち心地などわかるじゃありませんか。
そこで、ぐっと食指が動いたのですが、反面、花粉症対策のお薬は一切禁止と言われてしまったのがハードルでした。
市販薬の小青竜湯 ↑ を愛用していますが、それもダメ。
説明書には抗ヒスタミン剤(これ、小青竜湯を愛用以前は、アレルギー性のあれこれによく処方されて使ってました)はじめ、ダメダメ薬のリストが・・・ ひえ〜〜〜〜。
もう私の鼻は花粉を感知しております。
ここら辺はスギ花粉が飛ぶのが早いので、先月から「来たな!」と感知して、朝から洟垂れ状態だなと思うと、時々小青竜湯を飲んでました。
しかし、それ以上にハードルが高くなって、お手上げだと思ったのはスケジュール。
医院内の掲示板に貼られていた「治験してみませんか?」のポスターには4週間くらいと書いてあり、先生もそんな風に言われていたかと思うのですが・・・
まず待機に2週間。その間に薬断ち。今使っているドライアイ用の点眼液も断ちます。
そして、検査後、毎週4時間くらいかけての検査。
じゃあ、3月末には終わるのかと思っていたら、とんでもない。4月になっても続くと判明。
ごめんなさい、とお兄さんと先生にお詫び言って(わざわざどこかから来て、熱弁ふるっていただいたし、先生の顔もつぶすわけで)謹んでお断り申し上げました。
1回の検査ごとに謝礼もいただけるそうですし、iPadを手に取ることもできるわけだし、なかなかいいお話だったのですが、桜が咲く頃には八ヶ岳のウサギ山小屋に行かなくちゃです。
毎週ごとに検査を入れなくてはいけないとなると身動きが取れなくなります。
これらの条件により、人集めに苦労しているのかも知れません。
お兄さんからは、じゃあ、この日程ではとカレンダーを指さしながら言われましたが、ウサギ山小屋通いは春先から晩秋まで続くので、YESとは申し上げられず、お兄さんには想像外の返事だったみたいです。
仕事もしてないのに毎月のように飛び歩く、こいつは何者だ?と思われたっぽいので「二地域居住みたいなことをしてるもので」と申し上げましたが、ご理解いただけたんだかどうだか。(;^_^A
先生曰く、あなたくらいの年齢だと、まだ現役の人ばかりで、時間がないと言われる・・・って、昔はシニアは悠々と暮らせたのに、今は還暦過ぎても仕事するのが当たり前の世の中になってしまったのだなと思います。
お兄さんにも先生にも、期待を裏切ってしまって(?)ごめんなさいでしたが、治験というのが、なかなか大変なものだという事だけはしっかり分かりました。
次に治験の話があったら・・・今度は、まず最初にスケジュールから確認して、ご説明の手間を省いてさしあげましょう!と心に固く誓いました。
う〜む・・・・スケジュールさえあえば、マスクで重装備、鼻の孔にはワセリン塗り込んで、