と言うタイトルですが、テーマはちょこっと手作りです。

  ことの発端は、メルカリの期間限定ポイントで調達した布地で、このデザインのスカートをつくろうと思ったこと!

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  きれいなモデルさんが、きれいな縫い目のスカート着てて、ステキですね。

  着る人はもちろん、縫い目も遠く及ばないと分かっちゃいるけど、つくりたい!

  このスカートのポイントの一つが、ウェストの刺繍糸の三編みです。

  そこで、手持ちの未使用の刺繍糸と同じのを見つけ、楽天で購入。

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  我が家の最寄りのスーパー内の手芸用品店にはなさそうなので、通販にしましたが、この時点でそこそこの時間がかかりました。

 そして、この糸を4本取りにしなくてはなので、それなりの覚悟をしてやろう!と思いました。

  案の定、一度糸巻きから外した10メートルの糸は絡み、もつれ始めました。
 
  一巻きでも絡むのに3つですから。

  ここで頭の中で鳴り出したのが、私が子どもの頃の国民的人気番組だった「銭形平次」のエンディングテーマ。舟木一夫さんが歌ってたあれ、です。

  もう著作権切れてますかね?

  歌詞の中に「かけてもつれた謎を解く」と言う部分があるのですが、謎を糸に替えて、頭の中で鳴り響くのです。

  そして、あー、大川橋蔵さんはとっくにいらっしゃらないし、初代女房のおしず役の八千草薫さんも行ってしまわれた、と感慨にふけり……

  次いで、最近借りて読んだ八千草薫さんがお亡くなりになる前に出されたエッセイで、野辺山高原に別荘をお持ちで、もしかしたらニアミスあったかしらん?

 なんて頭に浮かぶので、ますます手元がおろそかになり、もつれるもつれる。

  あー、もぉイヤ!と放り出したいところで、はたと気付いたアホです。

  元々、腰が重いのに、一旦思い付くと、手順を考えなかったり、取説読まずに手当り次第にやり始める危ないところがあるんですが、やっとのことで、糸をほどいて、こうしました。

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  4本どりにして巻き直し。

  糸巻きは直ぐ捨ててはいけませんよー!

  そして、次はおもむろに、真田紐など、組紐制作風景を思い出したのでした。

  下手な長糸休むに似たりと言う言葉、紐を扱う時にも言えるわ!

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 こういう時に、三編み経験のある親切な家族がいれば、良いのでしょうが、もちろんいない我が家なので、悪戦苦闘しつつ、糸の輪をフックにかけて、椅子に引っ掛け、糸巻きはクリップで留めて、その糸が短くなって、クリップをずらす時には、編みかけの本体をクリップではさみ………


  三編みなんて、幼稚園の時からやってたもんね〜!

  糸さえ準備出来たら朝飯前だ!

  と軽く考えていた自分の甘さを思い知りました💦

  昼飯前どころか、やっとこさ160センチと言うほぼ私の身長サイズの紐が出来た時には正午をまわっておりました。(^^ゞ

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  これで一応完成!

(実は先週、ブレイブ群青戦記を見る時に、このスカートの紐無し状態でのお試しをしました。裏なしなので、裾さばきが良くないので、友だちや家人と歩く時に良さそう。 その心は、いつも早く歩き過ぎてヒンシュク買ってるので^^;)。

  ずいぶん苦戦し、いつもの事ながら、編み目が65点ですが、まっいっかー!

  とても久しぶりに、子どものころ、母にたのまれて、編み直しのセーターのほどいた糸を巻き取るために、腕を貸してと言われ、えらく疲れて、ぶ〜ぶ〜文句を垂れたことまでも思い出しました。

  私の子どものころは節約のため、洋裁や編み物をしていたのが、今は服はファストファッションであつらえた方が安いとなってしまいました。

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