ウサギ山小屋の庭は最低限の手入れでワイルドそのもの、自宅ベランダは最低限の鉢物、と言う私と違い、黒歴史の友はガーデニング、フラワーアレンジメント、と美しく暮らすことに力を入れています。

  なので、最近、花がらみイベントがあると、よく誘ってくれます。
  横浜公園は普段通りで、特筆すべき状態ではなかったので(下調べ無し)、日本大通り経由で山下公園に向かいます。

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 ハンギングバスケット、初めて見て感動したのが43年前のバンクーバーのライオンズゲートブリッジ、と思い出しました。

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  大さん橋に停泊してたのは、ここを母港とする新飛鳥。

  出港後に新コロに感染した乗船客の存在が分かり、引き返した気の毒な子です。

  故意ではないこの手の厄災による損害はどう扱われるのか、ちょっと気になります。

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 山下公園のバラたち

 遠目にはきれいに見えますが、そばに寄るとお疲れ気味でした。

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 国の重要文化財の氷川丸

 見るたびに、この船に乗りアメリカに留学、帰りの飛行機のチケットと開園したてのディズニーランドのチケットをホテルのボーイさんが捨ててしまい、帰りもまた氷川丸に乗ったと言う間抜けな父の話を思い出します。

  エアチケット無くしたで、船旅させてくれるとはずいぶん鷹揚な話で、当時のアメリカの国力の大きさを感じさせられますが、それは忘れて……

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 ご飯食べました。

 新コロ禍の始まりを見た昨年の冬に泊まったスターホテルが、悲しいことに養生シートに囲まれて、もう再開は無いのだと思わせてくれる同じ並びにあるメルパルク一階のレストランにて中華セットなりー。1,000円ぽっきりに200円でドリンクバーつけました。

  このレストラン、一度くらい利用したかもですが、いつも混んでて席ないねが今日は楽勝! 

  ホテルのレストランらしいゆったりしたスペース、接客も鷹揚な感じがして、雰囲気を大事にする黒歴史の友は、穴場!と絶賛。

  席に大きなアクリル板が置かれているので、あんまり厳密な黙食とやらをしなくて済むのも良かったです。

 ドリンクバーに無糖の炭酸水、と言う去年からのハマりものがあるのも良かった!

 お腹を満たした後は山手地区へ

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 けむりの木
 本当に煙っているようなボワっとした花

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 遠景のベイブリッジ見えますか?
 
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 アカンサス

 ピーターラビットの中に出て来ますね、なので私のイメージはイギリス!

 アメリカ山公園と言う場所ですが、映像や本で知る、イギリスっぽさを感じる植栽でした。

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 イギリス館から山手111館にかけての庭

  無料で楽しませていただいておいて言うのは何ですが、この時期だけでも囲いをしてテラ銭稼げばいいのに……と、他所では有料公開レベルのお庭を無料で公開しながら、お金が無い!を叫び続ける市のありように、毎度ながら矛盾を感じてしまうのでした。

 この立地、拝観スポットの手前にお店がひしめく門前町みたいな集金効果無さそうなんですもの💧 

   坂の上り下りが必要な元町は門前町としては距離があり過ぎます。

  商店街が近くにないからの山手界わいの洗練された雰囲気ではあるんですが……

  外人墓地横を下り、雨に濡れる元町の石畳の歩道を通って帰途につきました。

  一見通常運転に見える元町でも、目立つほどではないけれど空き店舗、少しありました。