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  お盆が近付いて来ています。

  お盆=8月15日で、地域によっては7月15日とは知っていましたが、家人Aは7月15日派のようです。

  義母亡きあと、無住の義実家へ頻繁に足を運んでいるので、家人Aの場合は、二地域居住ならぬ三地域居住かも知れませんが(笑)、最寄りのスーパーで野菜の馬を買って来て飾るそうです。

 そうですって、え、それ何?・・・と疑問を感じられる方もいらっしゃるでしょうね。
  過去、よかれと思ってしたことが裏目に出て、ひどく辛い思いをしたことが何回かあったため、相手から求められない事に敢えて手出し口出しはしない事にしたもので・・・(^^ゞ

  というようなことを言ってるくらいなので、私自身はお盆に何かするということが全くございません。

  実家もあまり熱心じゃなかったですね。

  子ども時代に1度か2度くらいは野菜の馬を見たことがありますが、食べられるものをあのように使うのはもったいないと言う実家の事情もあったかと思いますし、庭無し集合住宅生活が長かったからもあると思います。

  送り火迎え火にいたっては、見たことがあるのは映画やドラマの中くらいという・・・^_^;
 
  祖父は分家。いったいに分家というのは本家がやってくれてたらいいやという感じになるようです。祖父が故郷を捨てた(祖母曰く)上に転居も多かったということもあって、お盆には熱が入らなかったのではないでしょうか?

  加えて、母が一人娘だったので、父は婿養子なんですが、父の実家の無信仰ぶりは実家の上をいく状態で、お盆をきちんとしない事について、どこからも横やりがはいらない状態だったと思われます。

  ただし、盆提灯については、祖父が亡くなった後、家のサイズに対して多すぎる数をいただいたので、新盆の時、祖母がそれを目いっぱい飾っていた記憶はあります。 


  中には走馬灯みたいに提灯の中に描かれた絵が回るものもあって、子ども心にきれいだなぁと思ってみましたが、まだまだ物をいじって壊しかねない年令だったので、しっしっ!という感じではあり、自分事とは思えませんでした。

  いったいにお盆やお彼岸に熱心じゃないというより、今やお彼岸もちゃんとしていません。
 
 お盆のみならず、お彼岸もいい加減になったのは、ひとつには兄夫婦が菩提寺と連携をして、実家の供養はちゃんとしてくれているというのがありますが、実家の菩提寺がある鎌倉は、お彼岸と言うと、道路状況が激混みが続いていたので、お彼岸外しをするようになりました。

  今は、なんとなく心にもわもわがある時とか、何かのついでに、至ってカジュアルに墓参をしています。

  心がつながっていたら、それでいいのではと思っています。

  見る人がみたら、本当にしまらない、けじめのないやつですよね〜。(;^_^A

  でも、鏡の中に父や母の姿を見て、日々の暮らしで、妙な工夫を思いつくと、祖母譲りだなと思ったりして・・・・彼らは今も私の中に生きているんだと思います。

  「千の風になって」はそんな気持ちも代弁してくれているから大ヒットしたのかも知れませんね。


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