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  すったもんだありましたが、昨夜はオリンピック開会式。
 テレビではなくて、パソコンとスマホのNHK+で、選手団入場を主に見ました。

 日本語読みのあいうえお順だそうで、アルファベットとひらがなの違いにあれれと思うこともありました。

  つまり、それだけ、もはや否応もなく英語に取り込まれてるんだなぁ、使いこなせるかどうかはともかく。

 あっつ〜い東京の夏、ニュージーランド選手団の旗手のお衣装は、熱中症にならない?大丈夫?と心配したくなるような冬用の毛皮らしいものでしたが、現地は今は冬なんですよねー。

  普通のユニフォームで参加する国も多かったけれど、見ていて断然楽しいのは、主にアフリカや南米の国々の民族衣装ベースのお衣装でした。

  とてもカラフルだったり、シンプルな貫頭衣みたいだったり。

  それがまた、その国の人びとの美しさを引き立てていて見事。

  厚みのある、いわゆるボンキュッボンなアフリカ女性の褐色の肌に幾何学模様のワンピースはすごく似合うし、アフリカの二カ国の男性の白いワンピースみたいなユニフォームは気温差の大きい気候から体を守るんだろうなぁ、などなど、しばし想像して、ミニ世界旅行の気分。

  今回、初来日の選手たち、観光も出来ずお気の毒ですが、その分、発散しているのかな?と言うようなやたらと元気に弾けてる国もありまして、それがお国柄かな、と意外だったり、微笑ましかったり。

  回を重ねるごとに参加国が増えて、選手団入場で時間がかかるのは、これはもう仕方ないし、参加国が増えるのは良いことだと思いますが、長かった〜!

  子ども時代の紅白歌合戦を思うと、今の紅白歌合戦は冗長過ぎて、一部だけ見るようになってますが、昨今のオリンピック開会式も、私には長過ぎます。

  直前まで、式典に携わる人たちが辞任、解任のドタバタがあった割にはよくまとめたとは思いますが、総花的で散漫な感じ。

  そして最悪だったのが、橋本聖子さんとバッハ氏のスピーチ。

  橋本さんのも長いなと思いましたが、バッハ氏のはありゃなんじゃ。

  ネット上では校長先生の印象に残らないひたすら長い話を思い出したと言う声も見ましたが、同感。

  シャワータイム挟んで、端折りつつ聞きましたが、多分、ご自身の日本での不人気ぶりをご存知なのでしょうね。何とか挽回しようと必死になってあれこれ言葉をつくしておられるようではありましたが……

       そう言うのって、日本人にはウケないんだよね、弁解がましいとか言われて。

  と思ったら、海外選手の中にはくたびれて寝転がってしまった人たちもいたようだし、海外でも悪評だったみたいですね。

  それだけに、天皇陛下の簡潔明瞭な宣言は最高でした。さすがです。

  ネット上でも、今上陛下の株が爆上がりだったみたいですね。

  そして、お言葉の途中、中途半端に、取ってつけたように立ち上がった都知事と首相のカッコ悪さが目立ちました。

  帝王学を学ばれ、きちんとしたたたずまいを維持する力をお持ちの天皇と、やることなす事うまく行かないにせよ、働き詰めの疲れた老人の集中力が違ってしまうのは仕方ないとは思うけれど、逆に言うと、そんな人たちでも耐え得る程度の長さの式典にしておけば良かったんでは?と思いますわ。

  集中力も体力もないオバハンはピクトグラムの途中で離脱して、おやすみ〜でした。

  ピクトグラムが高評価だったみたいなのに、見る元気が失せたのは……

   ネット民風に言えば、聖子、バッハ、おまぃらのダラ長いスピーチのせいだぞぉ!