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  この写真でいっときは雨があがり、ちょこっと陽射しがあったのをお分かりいただけるでしょうか?

 しかし、残念ながら、昼ごろのひと時のみで、また降り出しまして、外で作業をするにふさわしい天気とはとても言えず、今日も巣ごもりです。

  昨夕の山梨県の気象情報では、午後から天気回復のように言っていたので期待していただけにがっかり。

  日照時間が短い国や地域に暮らす方々が気分が鬱々としやすいと言う説が頷ける昨今ですが、そこに災害情報や新コロのニュース、加えて政権崩壊したアフガニスタンで駐機場に押し寄せた人たちの中から死者が出たなんてニュースも加わり、気分があがる方が不思議かも知れません。

  自宅にいると、否応もなくやらなきゃいけない家事があって、目の前の現実に向き合いつつ、世界の現実からは目を逸らせられますが、ここウサギ山小屋では家事比率がかなり低く、かつ、ご近所付き合いや野暮用もほとんどないので、こんな気候、こんな社会情勢の時は気がまぎれません。

  そこでどうするか。

  ホント、持って来てよかったダビング したディスク。そして動いて良かったBlu-rayレコーダー。

  余談ながら、ウサギ山小屋ではテレビもレコーダーもシャープの製品なんですが、率直に申しまして自宅で揃えてる某メーカーのより断然使い勝手が良いです。

  自宅のは録画した番組に保護設定すると、一旦解除しないとダビング出来ませんが、シャープのはダビングは保護設定のまんまで出来るので、これだけですごく楽になります。

  ファミリンクとか言うので、テレビ画面とテレビ用リモコンだけで録画予約や再生、ダビング など出来るし

  自宅のメーカーにも同様な機能があるのかもですが、そう言う設定にはなっていません(テレビとレコーダーの設定担当は家人A)。

  昨日は夕方にかけて、映画、『今晩、ロマンス劇場で』を見て、今日は昼過ぎまでNHKの夜ドラ『腐女子うっかりゲイに告る』を見てました。

  前者では朝ドラ『おかえりモネ』でヒロインの恋人になりそうでなかなかならない煮え切らない菅波先生を演じている坂口健太郎さんが、スクリーンから抜け出した綾瀬はるかさん演じるお転婆姫に振り回されるストーリーですが、坂口さんって、キョドるタイプの男性役が似合う役者さんですね。

  『きのう、何食べた?』を見た時も、途中で代役に代わられた志賀廣太郎さんの、これが遺作になってしまったのだなぁと思いましたが、この作品も加藤剛さんの遺作となりました。

  坂口健太郎さんは塩顔イケメンで、年老いた姿で登場する加藤剛さんと、そんなに違和感ないですが、若い頃を比べたら、相当違う面差しです。

  どこかで書いているかもですが、むかーし、俳優座で河内桃子さん主演のシェークスピア劇『十二夜』を見た後、劇場を出た人たちの雑踏の中、前行く人のえらくド派手な背中の柄を見ていたら、その人がスッとズレた瞬間に、ものすごく美しい男性がいて、芸能人に疎い私でも、瞬時に加藤剛さんだとわかりました。

  人がオーラを放つとはこう言うことだ、と思うほど、きらきらと、ホント、少女漫画のキラキラみたいなのの白光がお顔から出て、圧倒されました。

  7年半前の台北四大陸選手権大会を終えて、オフィシャルホテルに入って来る小塚崇彦さんを間近に見たと言うコヅ友さんが同じこと言ってましたっけ。

  残念ながら、私は間近で小塚さんとお話しさせていただけた時にも、そこまでの白光は見ること出来ず、後にも先にもあの時だけです。

  そして『腐女子、うっかりゲイに告る』は2019年の放映時にはその攻めてる姿勢が評判になりましたが、今やっと見られまして、今見てもいい作品です。

  全編それぞれにクィーンの楽曲を配している事はもちろん、ゲイとして生まれた高校生や、ボーイズラブ好きを隠して来た腐女子の同級生などを、大胆、かつ瑞々しく描いています。

  話題作『おっさんずラブ』ではチャラい新人社員を演じた金子大地さん、悩み苦しみ、湧き上がる感情、流れる涙など、心打つ演技だし、今大河ドラマで主人公渋沢栄一の妹を演じている藤野涼子さんも、好きになった人に傷付けられながら、真剣に相手を理解しようとするひたむきさがいいです。

  金子大地さん案じる主人公ジュン君の母親役が『あまちゃん』で注目されるようになった安藤玉恵さんですが、この二人、今年の冬ドラマの『バイプレーヤーズ』では年の差恋人役でしたっけ。

  と言う風に溜め込んでいた映画やらドラマをいっぱい見て、しばし現実逃避、感涙で心の中に生えかけたカビを洗い流したのでした。

  明日こそ、洗濯物を外干し出来るといいなぁ。