今日は高校時代の友人が買い物兼ドライブに誘ってくれました。

  こんな時勢なので、ランチはやめてそれぞれで早めの昼ご飯を食べて、二重マスクで出かけました。
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  友人は役職定年後も引き続き、高齢者福祉施設で勤めていて、新型コロナウィルス関係の話も聞くことが出来ました。

(彼女はPCR検査が不活性化、すなわちもはや感染力のない状態のウィルスまでも拾い、陽性と判定してしまう不完全なものとしっかり認識していました)

  全国的に介護の担い手不足ですが、当地ももちろん同じで、陽性判定者が出てしまうと人のやりくりが実に大変になるのはもとより、ワクチン接種の副反応が出てしまっても、マンパワーのやりくりが大変になると、現場の苦労を語ってくれました。

  施設の管理をして来た身としての、介護者や利用者さんから感染者を出してはいけない、と言う思いと共に、後期高齢者の場合は新型コロナが原因ではなくても、何らかのきっかけで亡くなることがあるのに、コロナ死は許されない風潮に疑問を感じているように見えました。

  県内の利用者さんが若年層の福祉施設で職員、利用者のほぼ8割が感染してしまったことがあったそうですが、亡くなられた方はゼロだったとのこと。

    これが後期高齢者だとゼロでは済まなかった可能性が高いとも。

  感染したら、重症化必至、その先はたらい回しで医療を受けられず苦しんで死を迎える、と言う言説、ニュース内のインタビューで医師が似たようなニュアンスで語っているのを見ましたが、そう言う不運な方々がいらっしゃるのは事実にしても、皆が皆ではなく、総人口比で言えば、そこまで恐れるほどの数字ではない、それは日々発表されている感染者数、重症者数、亡くなられた方の人数で計算すればわかります。

  ですが、とにかく新型コロナウィルスの感染症が死因になるのは許せないと言うのが現在の風潮のようです。

  友人が知る福祉サービスでも、利用者さんの身内が東京のような感染者数がひときわ多い地域から来ると言うと、拒絶されたり、PCR検査が求められたり、職員の場合は出勤停止になることもあるそうです。

  ひとくちに東京と言っても、伊豆諸島も東京だし、檜原村も東京ですが、東京と言う括りがあるとNGになるらしいです。

  例外を認めるとキリがないと言うのもあるかとは思いますが、本音は、もし感染者が出たら、後ろ指をさされたり、責任を問われる、それを回避したいから、に思われます。

  世間がコロナ死を許さないから、新型コロナウィルス感染症が最大のタブーになっている感じを受けました。

  コロナはただの風邪とまで言う気はないですが、人は必ず死ぬものなのに、コロナで死ぬことが最大の不幸になっていて、それを防ぐために、感染させない、しないをお題目にし、そのためにあれもダメこれもダメとお願いの形を取りながら、同調圧力をかけて、禁止だらけにしている事に疑問を感じてしまいます。

  なぜなら、マスク、アルコールをはじめとする消毒液を買いに走り、ワクチン接種予約に殺到する、生きる意欲がとても強い方々がいらっしゃる一方で、首都圏に限らずかも知れませんが、今までになく沢山の鉄道事故が発生しているからです。

  私は遅延情報を知りたくて、よく利用する鉄道路線を複数登録出来るJR東日本系の公式LINEの友だち登録をしているのですが、5路線だけの(うち1つは東海道新幹線)情報なのに、しばしば、1日に複数回の人身事故による遅延情報を見て、とても悲しい気持ちになりました。

  生きるためにはあれもこれもしたいし、こうしなくてはと言う事に沿わない人は非難に値すると考える人たちがたくさんいる一方で、禁止事項により、職を失ったり、収入が激減した方、或いは何らかの原因で精神的に追い詰められた方々の自死が増えている。

  もちろん調べたわけではないし、新聞やテレビもコロナ死については大々的に報じる一方で、人身事故を含む自死については滅多に原因を報じる事はないので、因果関係は問えません。

  ですが、人数が増えていると言う事は生きづらい方々が増えていると言うことで、新型コロナ禍と無関係とは思えないのです。

  コロナ死は絶対ダメ、と言う縛りのために、自死が増えている事に、矛盾を感じてしまいます。

  連日、新型コロナの脅威が語られ、対抗するためには、と禁止事項が増え、誤っていると思われる他者を理由の如何を問わず責める、感染すること自体が許されない、口にするにもはばかられる。

  誤解を恐れずに言うと、八つ墓村っぽい思考ではないかと。

  暦は21世紀になりましたが、なんだか過去に戻っているような気分です。

  罹患された方々には最善の治療がされて快癒されますようにと願いますが、手を尽くしても快癒が叶わない病も世の中にはたくさんありますし、諸々のタイミングで最善の治療と出会えないケースも残念ながら少なからずあります。

  でも、コロナだけは許せない!

  つまりは、コロナも風邪の一種だから、快癒しない方が変と見ている事になって、別次元の感染症であると言う恐怖の念を抱くのと、矛盾しているのではないか、とそんなことも思います。


  念のために申し添えますが、もちろん、私は危険だとされているツバ飛ばし合い状態でもOKとか、外出先から戻って手も洗わなくていい、と思っている訳ではないですし、自分は絶対感染しない、させないとも思っていません。

  だから、合理的だと思う対策はして行きますが、新型コロナウィルスと感染することを絶対悪で、あってはならないものとする見方には賛同出来ません。


  私も何らかの病に罹患したら、新型コロナウィルス感染症に限らず、ジタバタするとは思いますが、新型コロナウィルス感染症の場合は、重症化しても治療して貰えないぞと言う恐怖と、社会的な村八分にされかねないと言う成分が強いジタバタになりそうです。
 


  大変、大変にとりとめもない長文になりましたが、新型コロナ禍が始まってから感じるようになった違和感、すわりの悪さを書かせていただきました。

  駄文にもかかわらず、最後までお読みくださった方には御礼申し上げます。ありがとうございました。

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