以前、ハクビシン騒動が起こり、軒下を鋼板に張り替える大工事をしなくてはになったことがありました。

 常駐していないと、他のものに狙われてしまうのが、お山の家。
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 これは、低予算により、当初はダルマストーブを設置するつもりで、工務店に開けておいて貰った煙突用の穴なのですが、今年の2度目の訪問時に、占拠者発見!

  鳴き声と物音で気付き、こっそり覗くと目が合い鋭い視線を射かけられた……ような気がしました。

  赤く囲んだ部分にいるのですが、子育て中だったみたいで、警戒と餌ハンティングで、親鳥はよく外に飛び出していましたが、小さい灰色の鳥で、動体視力の良くない私には全容がつかめませんでした。

  この場所に営巣されたのは初めてです。

  いくら何でも子育て中に追い出すのは無体だ。

   ですが、放置していると、毎度おなじみになり、糞などが積もったりして、穴を塞いでいる板材が痛み、そこからまた招かざる客が来てしまうかもしれません。

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  今回、ヒナが巣立って、空き家になっているらしいので、おそるおそる撤去を試みました。

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  私はダルマストーブで良かったのですが、家人Aが後付けで薪ストーブを欲しがり、そのための火バサミで引っ張り出しました。

  やはり空っぽでホッとしましたが、苔のような、木の根のような、どこからどうやって集めたのかわかりませんが、なかなか優れた建材であります。

  こうやって崩してしまったので、多分来年は来ないよね、とは思いますが。

  そもそもハクビシン事件は軒下にキツツキが何度塞いでも穴をあけまくり、諦めたら、ハクビシンのホテルにされてしまったのですが、キツツキも油断大敵です。

  この間、金属音がするので見てみたら、鋼板にしたのにもかかわらず、まだ突いてやろうと言う猛者がいて驚きましたが、ご近所さんの軒下も穴を開けられ、塞ぐ板でちょっとパッチワークになっていました。

  2階以上の高さのある軒下がお気に入りの様です。

  そのほかねずみとか、虫とか、闖入者には事欠かないようです。

  幸いネズミに入られたことはありませんが、油断してたら入られた、と言うのは時々聞きます。

  虫はもう当たり前なので、虫嫌いな人にはおすすめ出来ないし、虫見たら、悲鳴と共に速攻で殺虫剤撒き散らかす人には……本音を言うと、あまりお山に来て欲しくないなぁ。

  かく言う私も、夜、寝る前にでっかい蜘蛛が出てくると、悲鳴はあげずに、速攻で掃除機で吸い取ります。ごめんね、寝てる間に落ちて来たらヤダもん。

(だいぶ前の話ですが、寝てる間に家人Aの口の中にカマドウマがやって来たとか……ゾワーッ💧)

  あと、足長バチやスズメバチも常連さんにはなって欲しくないです。

  足長バチが我が家の軒下が気に入ってしまったようでしたが、除虫菊の香取線香を焚いたら、この辺りのハチはすれてないみたいで、退散してくれました。

  そして、外出時は、2階の窓も含めて、窓の鍵かけは忘れません。

  まだ当地界隈にまでは来てないらしいですが、市内の別エリアの別荘が空き巣にやられた!

  が、金目のものは一切盗られて無くて、冷蔵庫も含めて食べ物ばかりが消えたと言う事件があったそうです。

  犯人、いや犯獣はサル。

  器用な手、敏捷な動きで、少し開いてる窓から入るなんてお手の物!

  昨今の温暖化で、以前は山奥にいた鹿がその辺にいるのですから、サルさんには来て欲しくないけど、絶対に大丈夫とは言えないので、その話を聞いてからは気をつけるようになりました。

  もちろん、本物の空き巣対策にもなりますしね。

  
  で、家の近くで草刈りする時も、ベランダの掃き出し窓だけはロックしてます。

  そして少し高価な道具は必ず目に見えるところに置く。
 
  これは人対策。

  今はそんなことないとは思うけれど、高校時代は、開いてる窓があると地元の方にいきなり開けられてしまうことがありました。

  悪気はなくて習慣の違いなんですが、玄関から入るのが当然の暮らしをして来た身にはギョッとするし、いきなりとっ散らかった部屋を見られてしまう、と言うのも何だから、と言う次第です。

 道具については、立て掛けておいた道具を誰かに持って行かれた、これも昔の経験から。

  多分、そこに出してるんだから、要らないんだろ?くらいの感覚だったのでは?

  もうそんなことする人は、少なくとも地元民にはいないと思いますが……ついつい。f^_^;


     ウサギ山小屋を建てたばかりの頃は、石を買わないか、とか、宗教の勧誘などもたまにありました。

  しかし、カビ対策のため、一階はノーカーテンで、昼間覗いたらツーツーにねうちのあるものが何もない貧乏仕様が分かってしまう我が家なので、おかげ様で、誰も来なくなりました。ヽ(´▽`)/