image

 何だ?この冴えない景色は?

 と思われますよね。

 これ、平山郁夫シルクロード美術館、つまりJR小海線の甲斐小泉駅界隈です。

 なぜこんな写真を撮ったかと言えば、右側のもしゃもしゃした草の中にある茶色い手すりの部分にある階段の事を書きたいから。

  今は周りが草だらけですが、平山郁夫シルクロード美術館の開館後、おそらくは美術館との関わりで設置されたものだと思います。

 出来立ては植栽も美しく、おしゃれな感じでした。

  今も手入れこそ行き届いていないですが、程よい高さの段々の部分は草もなくて、歩きやすいです。

  この階段が出来る以前は、草の茂る斜面でした。今日みたいな雨の日、雨上がりにはズルズルのヌルヌルです。

  高校生だった私は、よほどのことがなければ、そこを駆け降りて平気な顔をしていましたが、ごく稀に年長の家族の誰かと一緒に通るとき、大人は確実に青く塗られシルクロード美術館と書かれている陸橋を通って、つまり遠回りして下の道に出ました。

 階段が無ければ、今の私も絶対にそうすると思います。

  それを思うと、階段を付けようと思い、実行してくれた方々や工事に携わってくれた方々には感謝です。

  年齢を重ね、過去と現在の違いが分かると共に、自分の体の変化、率直に言えば衰えが出て来ると、若い頃には、そんなの大した事ない、とか、あって当たり前と思っていた事の後ろには、色々な人の思いや行動があり、ありがたいと思うようになりました。

  毒吐きオババも盛大にやっていますが、文句をぶー垂れるだけではなく、一日一感謝して行きたいです。

  少し不便だけど、ゆっくり時間が流れるお山にいると、そんな穏やかな気持ちになります。