今日は氷雨と強風で、家の中で縮こまっていました。

  南木曽町の防寒着という『ねこ』が欲しくなってしまいます。
 『ねこ』は(=^ェ^=)を背中に乗せているようにあたたかだから、そんな名前なのでしょうか?

  背中から腰にかけてを覆うけど、袖も無ければ前見頃も殆ど無くて、あったかいらしいです。

  ねこ欲しい!と思いつつ、巻きスカートを羽織ったり布団を掛けたりして、さながら冬眠状態だなと思いつつ、澤田瞳子さんの『輝山』をせっせと読んでおります。

  冒頭の寒そうな石見銀山の町の光景と、火の気のない我が部屋の状態が重なり、なかなか臨場感あります。😅

  世界遺産に登録された石見銀山、まだ行ったことがありませんが、今は閉山されて観光に頼る地域にかつてはこんな風な人たちが暮らしていたのか、と引き込まれます。

  一方、若手評論家のSDGs流行りに疑問を投げかけている新書の方は、数字や図表、聞きなれない海外の専門家の名前に阻まれて、なかなか先に進めません。f^_^;

  こりゃやっぱり入眠剤かねぇと思いつつ、たった一つだけわかったことは、経済成長を止める事しか環境悪化を止める手立てはない、と最初の部分では述べられていること。

 ろくに買い物せずに、古いものを物持ちよく使い続けることが多い自分は日本経済への貢献度はかなり低い!

  けど、地球温暖化防止にはちったあ貢献してるに違いない、と思わせてくれています、今のところは。

  とは言え、今日みたいな悪天候では除湿機を長時間運転させて洗濯物を乾かすし、そもそも洗濯機使用頻度は少ないとは言えないし、飛行機に乗って旅しちゃったし……と数え上げれば、温暖化を招きそうなこともいろいろやってますが。

 先進国の便利な生活のために、発展途上国、そこに住む庶民から収奪し、環境悪化を招いている、と言うのは日頃は忘れがちですが、そのやり方がもはや限界に達しつつあるからの昨今の先進国での豪雨や山火事などなどの激甚災害激増だそうです。

  まじめに考えなければ、と改めて思います。