単純ヘルペスがほぼ良くなったので、今日は耳鼻咽喉科に行きました。

  年を取ると医者通いが増えると言いますが、まさにそんな感じです。
  耳鼻咽喉科は嵐の前の静けさでした。

  私自身は週末くらいから花粉の飛来を感じますが、間もなく花粉症の患者さんが押し掛けるであろう、その直前の空いてる日でよかった!

  今日は気になっていた味覚障害を診ていただくために来ましたが、コロナに罹ったかどうかは聞かれました。

 夏前くらいから、くちびるが荒れてるみたいにピリッとするのは感じていましたが、2度目のワクチン接種直後の10月頭から味がおかしくなって、苦味が強く、特に甘いものが美味しくない旨を申し上げました。

  舌のチェックでは、若干の萎縮はあるらしいですが、亜鉛不足が疑われるので血液検査をしますとのこと。

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  検査結果は一週間後に出るそうです。

  通販で買った亜鉛サプリを半月以上飲んでも効きませんと申し上げると、亜鉛はイタイイタイ病を起こしたカドミウムと同じようなもので、簡単に手に入るサプリメントが含むのは不十分な量でしかない、従って効きめが弱いとのお言葉です。

  なるほど〜。

  味覚障害についてネットで調べている時に亜鉛の過剰摂取は副作用かあるとまでは書いてありましたが、まさかカドミウムの名前が出て来るとは。

   私の世代は子ども時代は四日市ぜんそく、イタイイタイ病、水俣病など、公害病が大きな問題になっていた時で、カドミウムと聞くとドキッとします。

  ですが、大昔から、毒と薬は紙一重。有名なトリカブトから取る附子も、狂言の題材になったり、トリカブト殺人事件に使われたりで、猛毒とされているけれど、確か強心剤などに使われて来た漢方薬のひとつだったと思います。

  カドミウムも用法と用量を守れば味覚障害に有効な訳ですね。

  検査結果が出ないと分かりませんが、亜鉛製剤で治せる状態だと良いなぁ。