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  今日はパソコンで確定申告の書類作成しました。

  イラストやさんのイラストではご機嫌に鼻歌でも歌っていそうな打ち込み姿ですが、毎年確定申告はへとへとものです。

  記憶が確かじゃないので、絶対にそうだとは言えないんですが、毎年微妙に書き方が変わっているようで、それでなくても年に一度なのですっかり忘れているのに、そこで去年と違う言い回しが出てきたりすると、もうビビりです。
 で、小難しい語に小さな?マークがついているので、そこをクリックすると、わかりやす〜い説明が・・ってなもんじゃございません。

 私のような鶏脳の持ち主の場合、読むとかえって混乱するような、漢字がいっぱいで読みづらい文章が出てくるのです。誰かに聞きたくても、家の中だし・・・

 多分、税務署に行けば、親切な職員さんが教えてくださると思うのですが、以前、税務署でなが〜いなが〜い間待って、相談を終えたら、へとへとになった経験を思うと、もういいや、テキトーでとなります(相談した時は、それによって十万円以上の還付があるかもというので必死だったから、がんばりましたが)。

 かくして、面倒だからやめてしまえ!と思う人が出て来ても不思議ではありません。

 そして思うのです、どうして、払い過ぎたものをお返しいただくのに、こんなにひーこらしなくちゃいけないんだと。

 だって、徴収の方はいとも簡単に有無を言わさずお取り上げなさるではありませんか。

 消費税はもちろん、所得税、住民税、給与所得者、年金受給者ならこちらから「どうぞ」というより早く抜かれてしまいます。

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  最近では、あれもこれも増税なので、もはや所有してるだけで罰をくらうような心地です。

  自動車税とかもそうだし、ガソリンには多重税がかかってるし・・

  そもそも、エコだエスディージーズ(SD爺ずとも言いたくなるわ)と言いながら、しっかりメンテナンスして、大事に使い続けてる長期保有の自動車の税金ががっと上がる・・・あれは何なんだ。エコをうたいながら、実際はまだ使えるものの廃棄を促しているわけで(あるいはよその国に持って行けばいいという無責任なスタンス)。

  聞くところによると、今の日本の社会保障費も含めての広義の税金は収入の半分近くなっているとか。

  江戸時代は五公五民と呼ばれていて、年貢として藩が収穫の半分持って行くのが通常で、豊かな藩だとそれより民の取り分が多く、島原の乱を引き起こしてしまったような藩は民の取り分が非常に少なかったそうですが・・・数字の上では一揆が近付いていますぞ。

  100円ショップやらファストファッション、安すぎるファミレスやファストフードなどのおかげで、そこそこしのげてしまうから、重税感が薄らいでいるだけ。

  でも、その安さを創出するために、働く人たちに回る分が少なくなっている悪循環。

  何でも過去の方が良かったとは言いませんが、自分の若い頃と今を比べて、明らかに日本は貧乏になっているのを感じます。

  捕捉されてしまうものがあまりに増えすぎているし・・・


  お代官様、おゆるしくだせぇ! って気分。


・・のちの世に、平成から令和に掛けての日本の歴史、民の暮らしはどのように語られるのでしょうか。(;^_^A

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