昨晩、もうそろそろ寝ようかと思いつつもパソコン前でちょっとぐずぐずしていたら、ゆさゆさっと来ました。

  こういう時はまず自分のめまいを疑ってしまい、次に意識せぬ貧乏ゆすりの類かと思いましたが、その後だんだん揺れ方が大きくなり、最終的にぶわんぶわんと言う感じでかなり長く揺れているように感じられました。
  東日本大震災の時、最寄り駅駅チカスーパーでは物が倒れて、バス停ではご高齢の方が倒れそうになるくらい揺れたそうです。

  が、我が家は8時間ほどかけて家人Cの卒業式から家に戻って来たら、何一つ倒れているものがなくて、逆に驚いたほど地盤が堅固なようです(同じ住宅地内の一戸建て、マンション、10人くらいヒアリングしてみても同じでした)。

 その我が家がこれだけぶわんぶわんしているのだから、よそはどうかと心配になりました。

 もしも更に揺れると、停電、断水などインフラに不具合が起きるかも知れない。その時のための準備を自分はきちんと系統立ててしていないと改めて感じました。

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  水はありますし、簡易トイレも僅かながら準備していますが、ランタンに出来そうなほど明るい懐中電灯がありません。停電になると情報減として頼りに出来るのはスマホだけ。でも、そのスマホのバッテリーが???

 揺れている間、不足しているあれこれが頭の中にちらちらしました。

 さて、こういう時はTwitterが頼りになります。東日本大震災の時もTwitterで救援が出来たという話を聞きましたが、震度や震源地はすぐにわかりました。

 東北地方、もっとも揺れが酷い地域のひとつが、先の朝ドラ「おかえりモネ」の舞台になった登米市でした。朝ドラなどで毎日耳目にすると、親近感が湧いていますから、なおさら心配です。

 東北地方の皆さまはさぞかし心細い思いをされた事と思います。

 そして、都内など首都圏在住と思しき方たちから「停電」のつぶやきが上がって来たので、東電のサイトでチェックすると、横浜市でも友人たちの住んでいる複数の区でかなり広域の停電になっているのが分かりました。

 加えて、震源から遠いのに、八ヶ岳の北杜市はほぼ全戸停電のようで、真っ暗な中、兄家族はじめ友人たちはどうしているのだろうかと気がかりでした。

 朝になると、やはり東北地方の被害は少なからぬものだと分かりました。残念ながらお亡くなりになった方もいらっしゃるようでご冥福をお祈りいたします。

 兄からもメールが来まして、かなり長時間の停電で難儀をしたようです。

 阪神淡路大震災、東日本大震災を経て、さらに火山活動のニュースを聞いても、天災への備えを考えなくてはなんですが、考えたくはないような楽しくない事態だし、どうしても物が増えてしまうしで、本当に先延ばししまくっていましたが、捨て活に災害対応もプラスせねばです。


  さて、今回不思議だったのは、これだけの揺れがあって、Yahoo!災害情報で見た地震発生時刻と、当地に揺れが届いた時間に少しずれがあったのに、3台のスマホがうんともすんとも言わなかったことです。もちろん、在宅家人たちのスマホも沈黙を守っていたし、ご近所さんも多分同様だったかと思います。

  Twitterを見ると、他にも大勢そういう方がいらしたようです。

  今年の1月、神奈川県は深夜に必要以上の緊急通報メールを配信するというミスをしましたが、それに懲りてという事はまさかありませんよね。今回は鳴ってくれた方が良かったと思うのですが・・・。



 被害を受けられた方々の心身が回復され、建物や道路の復旧が速やかに行われますように。

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