と言うようなタイトル、マネー、節約、片づけ系のコラムではしばしば見かけます。
かいつまんで言えば、貧乏人の家は物がごちゃごちゃある→見た目も貧乏くさいが、物が物に埋もれがちなので、一つあればいい物をいくつも買ってしまう→無駄遣い→お金が貯まらない
と言うコースに加えて、物が物に埋もれてしまう→探し物をする時間が膨大になる→時間の無駄遣い→稼げない
となるようです。
貧乏人の家にあふれがちなのが安もの。そして景品の類。
安物買いの銭失いと言うことば、必ずしも全てが当てはまるわけではないですが、やはりそれなりのお値段を出した品より壊れやすかったり、壊れなくても愛着が湧かず雑に使ってしまったりになりがち。
加えて、使うあてがないのに家の中に滞留しているサンプルや、申し訳ない言い方になりますが、生活の中で使わない贈答品なども含まれます。
ついでに言うと、平成を通して、デパートなとで配っていた粗品の習慣は無くなり、粗品はほとんど死語ですね。今や粗末な物と言うイメージの文字も良くないし。😅
はい、そんな貧乏人の定番、我が家にゴロゴロしています。
102歳の長寿だった祖母は生前言っていました。
大学の美学の先生だったと言う兄(私の大伯父)が『買うなら店でいちばん高いものにしろと言っていたのを、若い頃はお金がなくて無理、と最低ランクではないにしても値段で選んで買っていたけど、今にして思えば兄は正しかった』と。
兄は何度か大伯父宅を訪問していますが、親戚中で最年少みそっかすの私は一度も行ったことがないので、どんな住まいだったかわかりませんが、祖母によれば、好みの良い暮らしだったみたいです。
その話を聞いていたので、結婚当初こそ、横浜家具を揃えようと思いましたが、家具にゴニョゴニョ線を描いたり、飾り物の陶器を好奇心から手に取りそのまま落下させるような男児に恵まれたし、お金のやりくりも難しいので諦めました。
でも、本音を言うと、家人Aと暮らしている限り、無駄だなと思ったのが一番の理由です。
美観に対する感性がゼロなのです。その一方で物欲だけは人一倍なので、家の中にものを取り込むばかり。出す方はごくわずか。
収納部に少しでも隙間が空けば、たちまち自分の持ち物を入れてしまうので、そうさせないためにはスペースセーバーとして、空箱でもなんでも詰めて、陣地取りをせねばの暮らしでした。
そんな中で家具を買う気にはなれないし、買ったら人の居場所も無くなります。
水は低きに流れる、の言葉通り、チリも積もればの言葉通り、グッチャリな日々になりました。
今日も今日とて、家人Aは桜ちなみのイベントでマグカップを先着何名にくれるとか言うのを貰いに出かけました。
が、世の中には貰い物が好きな方は多いようです。家人A曰く出遅れた!
本来なら今日から実家に行くはずが、また明日リトライするとかで、3時頃には帰宅あそばしました。
あ〜、片づけ進められないじゃんか。不用品は増えるし
Wガッカリです。😿
まさに時間の無駄だし。💧
この手の使いきれない食器を料理しない家人Aはどれくらい持っているのか、さすがに途中からは『実家に持って行ってね』と言って我が家には滞留させないようにしていますが、久しく訪れていない義実家の様相、考えるだけでおぞましいおそろしいです。
その昔、結婚が決まった時、新居に持ち込む食器を選ぶ時、晩婚の家人Aがそれまで出席して来た結婚披露宴の引き出物の山から、これを使う!と非常に執心して、かなりの点数をねじ込んで来た時、後で母が『あんたよく我慢したわね』と言ったのが忘れられません。
ちなみに私も晩婚でしたので、やはりどっさり引き出物はございましたが、割といいお値段で引き取ってくれるリサイクルショップにかなり持ち込み、厳選いたしました。🤗
当時は余程のキャリアウーマンか職場に理解ある女性以外は結婚、出産で専業主婦になるのが通例で、料理も女性の役割と言う固定観念があっただけに、料理に関する品物は女性の好みを優先する、と言う時代でした。
あの時にやめときゃ良かったんだよね。
あんだけ食器にこだわるから、ちったあ料理するか、やる気があるんだろうと思った私がおバカな世間知らずでしたわ。 トホホ
これからの時代、結婚を考えたら、お相手と物欲に対する考え方に隔たりがありすぎないというのも大事です!
以上、人選に失敗して、貧乏くさい暮らしを営んでるおばちゃんからのアドバイスでした。
(※ 自分が紙類に執着しがちなのはとりあえず棚に上げております f^_^;)。