今日も氷雨です。

  今日こそ出掛けようと思っていたのに、ごみ出しに出ただけで羽織ったダウンがぐっしょりしたのでめげました。

 まさかこんな寒の戻りがあるとは思わず、大降りでも下まで沁みないような厳寒用コートを洗ってしまっていたのです。
  そこで今日は断捨離準備デーにすることにしました。

  前から気にかかっていた古い折りたたみかさの分解です。

 
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  第一弾!
  
  呆れてやってください。な、なんと高校時代から使っていた傘です。もちろん当時は日本製。今の折り畳み傘と違って、当時最軽量のコンパクトと言われててもずいぶん大きいし、何より骨ががっしりしていて重たいです。

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  この傘を温存してしまった理由は懐かしい思い出があるから・・・
ムフッ(*´∇`*)♡

  しっかり糸で留めてある布を骨から外すのはそう簡単ではなく、先の鋭いリッパ―や手芸用ハサミを使って、自分の手を刺さないように気をつけながらコツコツ作業しました。

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  やっと外れました。

  次はこちら。

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  この傘は上の傘に比べたら、私基準ではまだまだ新しいうちだし、思い入れもそんなにない。

  けれど、購入した雑貨店のレシートに、全く偶然ながら「コヅカ」「ナゴヤ」と印字されているのを見て(その日記はここです(^^ゞ)、ムフッとなった思い出はあるし、雨女の旅の友として欠かせない存在でした。

  私にしてはかなり派手な水玉を選んだのは「旅先で友だちが直ぐに見つけられるように」という気持ちからでした。

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  こちらは樹脂も使ってかなり軽量ですが、骨と布を分けた後、骨をたたむことができませんでした。

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  かくして、始末よく仕上がった骨と、みっともなくガムテープでまとめた骨が2本。週末の「小さな金属ゴミ」の日に出します。

  余談ながら、横浜市は小さな金属ゴミとして扱ってもらうには長さ70cmまでという制限がありますが、長傘の骨だけは例外として認めるとの事です。こちらは折りたたみ傘なので問題無し。

  で・・・外した布ですが・・・こちらは何かに転用できぬかと、速攻処分は致しません。(^^ゞ

  さすがに、専業主婦やパートタイマーがスタンダードだった時代のかしこい主婦向け月刊誌「すてきな奥さん」などで盛んにとりあげられていた節約技のひとつ、エコバッグつくりの材料にはしないと思いますが。

  ホント、買う時は一瞬なのに、捨てる時はこのように手間がかかります。

  今日はこの他にも少々ゴミを出しましたが、例え手間がかからずとも、私のような輩は捨てる時に葛藤があるので、それを振り払って処分するのも手間と言えば手間です。

  遅まきながら、思い出絡みの物も手放そうと思えるようになったのは、母が亡くなった年令に近づいた(今の私の年齢くらいに発症し、66歳の誕生日を待たず亡くなりました)というのもありますが、家人Bの「全部捨ててやる」宣言も大きいです。

  自分にとっては思い出の品でも、何の思い入れもない子どもには迷惑な残りものは出来るだけ減らしてから行かなくちゃ!

  私自身は祖母や母の昔語りをかなりしっかり聞いて来たので、古いものに思い入れが出来ましたが、大学以降、家を出ている家人Bとはゆっくり話す機会もなく、本人も興味を持たないので、思い入れを持つような物は殆どなさそうです。在宅の家人Cも同じ傾向です。

  換金性のあるものですら「めんどくせぇ、要らん」と言う家人B、無関心な家人Cですから、ましてやいわんや・・・単なる物には目もくれないと思います。 遺されたものが玉石混交だとして、玉まで一気呵成に捨てちゃいそうです。(-_-;)

 
  それにつけても・・・お母さん大好き&実家最優先男だったからでしょうか、古稀近くまで両親が自立して健在だったから自分も100歳越え確実もしかすると日本最長寿になれるかも位に思っているからでしょうか、家人Aの物に対する思い入れと捨てられない度は別次元です。

  家人Aが膨大な「思い出の品」を処分できない分、せめて私の分は少しでも減らしておこうと思わざるを得ません。(~_~;)

  義実家二階の元子ども部屋の押入れには1970年代のベルボトムジーンズはじめ、古い服がどっさり入っている筈ですが、家人Aは「家人Bや家人Cが着るかも知れない」とか申しますが、それ絶対無いってばぁ!

  脚の長さが全然違うから不可能だっ! ( ̄‥ ̄)=3 フン

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