小さい頃は内弁慶で、幼稚園や学校では気持ちを表明できずにうつむいていた方でしたが、不本意な転校、転居を重ねるうちに「言わないと分かって貰えない」というのに気付きました。

  加えて、何かを決める時にはだんまりだった人たちが、決まった後にコソコソ、あるいは大っぴらに文句を言うのを見て「ああいうのは嫌だな」と思ったのもあります。
  
  そんなに嫌なら、決める前に意見を言えばいいじゃんかぁ!

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  気が付くと、授業中はもちろん、OL時代の会議などでも、気になる事は確かめる、言うという習性が付いて、当時の時代趨勢(今朝の「ちむどんどん」でも感じ悪い男がヒロインに言っていた「女は控えめに一歩下がって男を立てる」が美徳とされた時代ですから)から「自己主張の激しい」「かわいくない女」認定をいただきました。(;^_^A

  この習性、若いうちは裏目に出る事も多かったですが、女性は若いうちはちやほやされるが、おばちゃんになると放置される日本です。

  逆に言うと、問題外扱いのおばちゃんなら言いたい事言っても、角が立ちにくいし、落ち切ってる評価はそれよりは落ちるわけないと知りまして、こりゃ言うっきゃないなぁと開き直りました。

  昔は「ここを直して欲しい」「ここが不都合だった」などのいわばクレーム的な意見を届けることが多かったのですが、加齢と共に「ほめる・感謝するのも大事」と気付きました。

 これ、子育ての盛りにもっと早く気付いていたら良かったんですけどねぇ・・・。(;^ω^)

 日本人は、と言ってしまってよいのかどうか・・・往々にしてけなす方はやるけど、おもてなしの国を標榜しただけあって、うまく行くのは当たり前で来たように思います。それに対して感謝を強いないからこそ、ドライな国々からやって来た観光客は感激したのでしょうけれど・・・。

  うまく行った事、良かった事、ありがたかった事も、良くなかったこと、改めて欲しい事と同じように伝えた方が良くない? 

  という訳で、最近は「やめてけれ!」「何とかしてちょ」だけじゃなくて、ありがとうも伝える事が増えました。

  具体的に言うと、先日のかながわ旅割の三浦半島まるごときっぷの事。

  京急電鉄のサイトの問合せコーナーから「よくぞ出してくださいました、2デーきっぷ」とお礼を書きました。 


(前半カット)

三浦半島まるごときっぷを発行していただきありがとうございます。

三浦半島は1日でも楽しめますが、一泊するとますます楽しめます。

隣接の横浜市在住ですが、近いからすぐ行けると行かないでいたスポットにも訪問出来ました。

コロナ禍でなにかと厳しい時節ではありますが、沿線は魅力たっぷり、近くて疲れない、特急料金などが不要で交通費がかからないメリットはとても大きいと感じました。

鎌倉殿の13人やかながわ旅割などにも絡めて利用者が更に増えますように。

(後半カット)



 以上、非常に拙い文章ですが、意見じゃないので返信不要と書き添えて送信したところ、京急電鉄さんからご返信いただきました。

  無許可転載はルール違反ですので、1行だけご紹介。

  関係職員にとりましても,大いに励みになり,より一層のサービス向上に役立つことと存じます。

 との事です。

 良かったの声が届くのも大事なんだなと思います。

 え〜、良い話のあとに「改善してちょ」の話に続きますが・・・(;^_^A

  同じくかながわ旅割で参加したクラブツーリズムの箱根バスツアー。

  お天気が悪くて予定変更など、主催者に何ら非のないやむを得ない事じゃなくて、車内で配布された紙のアンケートについて、クラツーサイトの問合せコーナーから投稿したのでした。

  じつはこちらはもう何度も要望を出しているのに、いっかな改善の気配がないので、業を煮やして・・・

  クラツーさんのツアーは個人じゃ無理なスケジュールで回れるし、友だちと一緒に楽しめて楽しいんですけれど、何がしんどいかと言えば、旅の終わりの乗り物の中で書かされるアンケート。

  特に箱根の帰りは、目の前に濡れた荷物をつくねたのもあるし、ボードなど下敷き無しの凸凹な状態で紙に書かされるのはなかなか難儀でした。金釘文字のひどさはいつも以上で我ながらげんなり。(-_-;) 疲れもあって投げやりに書きなぐるしかありませんでした。

 問合せ欄から「QRコード読み取りのクーポン配布、すなわちスマホを使うのが前提のツアーを開催するくらいなんだから、すかいらーくグループがレシートのバーコード読み取らせて実施しているアンケートみたいに、紙アンケートの中にQRコードも印刷して、スマホ回答できるようにして欲しい」と書いたのを送信したのです。

  こちらは特に返信不要とも書きませんでしたが、きちんとご返信いただきました。

  確か以前にも「添乗員は返信用封筒を持参しているので、リクエストしてくださればご帰宅後にも書いていただけます」と返事をいただいたように記憶していますが、その事も書かれていましたが、スマホで回答出来るアンケート方式、今、まさに検討中なんだそうです(企業規模の割に遅いぞ!)。

 ちなみにクラツーの旅、10回くらいは参加していますが、アンケートを持ち帰り記入したい人向けの返信用封筒がある事を明言してくれた添乗員さんは2019年の福島の桜と若冲を見るツアーの添乗員さんただおひとりだけだったと記憶しています。(^^;


 
 次に参加する時はスマホでアンケート書けるようになっているかな?

 揺れる車内で不安定な姿勢で書くのじゃなかったら、良かった事もた〜んと書いてさしあげますよ。(^_-)-☆

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