雨女には珍しい絶好のハイキング日和になったのは、同行の二人の友のおかげでしょうか?

  先ずはこちらへお参り。
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 先般、車窓から眺めた上総介広常供養塔、今日はちゃんとお参りです。

 大河ドラマの三谷脚本と佐藤浩一さんの演技の素晴らしさで一気に全国区になった上総介広常殿の供養塔が割とよく通る道沿いにあると知らぬまま幾歳月過ごして来ました。

 今日もお供えの花がきれいでした。

 横浜市側から鎌倉市側へ抜ける朝比奈切り通しの入り口は程近くにあります。

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 朝比奈じゃなくて、朝夷奈が本来の名前のようでのようです。

  最初のうちは町工場みたいな建物がありますが、少し歩くと森の中。

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 途中、熊野神社に寄り道です。

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 車が入れる道路からずいぶん離れた場所に、現代の新しい社殿もあり、地元の方々の信仰心の強さを感じます。

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  この磨崖仏を史跡と紹介するブログもありますが、実はこの彫り物、20世紀末頃に、良かれと思い老人が彫ってしまい、地元紙で事件として掲載されました。

 ご本人が高齢だったこと、真剣に信仰心から彫ったと言うことで、文化財の損壊には問われずお叱りで済んだと記憶しています。

  ですが、その経緯を看板にしている訳でもなく、歳月を経て、いい感じに馴染んでいるので、史跡と思い込む方が多いのです。

   大河ドラマ効果か、お天気効果か、三々五々ハイキングの人たちが訪れていましたが、シニアグループのお一人が『これはいたずらに彫られたもの』とおっしゃっておられ、経緯を知るお仲間!

  この磨崖仏の辺りから道は鎌倉市域となり、下り坂になっていますが、横浜市側には滑り止めの土嚢がたくさん積まれていましたが、鎌倉市側には土嚢はなくて、ところどころ水の流れが出来ています。

  このところの雨のせいもありますが、もともと鎌倉側は水が多いそうです。

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  うっかり転ぶと大惨事になるので、歩きスマホやおしゃべりは厳禁!

  出来たら杖の類がある方が良いかもです。

  靴は防水性があり、なおかつ滑らない靴底でないと危ないです。

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  小さな滝もありました。

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  鎌倉側の案内板。

  そこから、大河ドラマ紀行で紹介していた十二所果樹園に行こうと途中まで歩きましたが、園内を歩くと、思いの外遠まわりになりそうなので、引き返しました。

  果樹園入り口 ↓

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  道々、トンボ、それも川トンボがたくさん見られました。

  鎌倉側は県道の朝比奈峠越えの道と程近い場所を通っていて、歩き続けると、鎌倉霊園の法事やツアーでよく利用されている峰本と言う料理屋のそばに出ます。

  我々はなおも歩いているうちに、横断歩道はなく、いつもなら車の流れが途切れることのない場所に大江広元公ゆかりの神社があるのに気付き

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  道路の反対側に渡り、お参りしました。

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 この神社も大河ドラマのおかげで初めて知りました。

  思いがけず車の流れが途切れ、反対側に渡れたのは大江広元公のカモーン!お参りしてねサインだったのでしょうか?

  ウォーキングの仕上げ、ごほうびはこれ!

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  穴子丼が人気のお店、左可井の穴子丼定食です。1800円なり〜!

  30分くらいは外で待ちましたが、友だちといるし、さわやかな気候で周囲の緑を見ながらなので、全く苦にならず、待ったことでよりいっそうおいしくいただきました。

  舌鼓を打ちながら、近くのお寺の鐘の音が聞こえて来るのも何とも風情がありました。

  近くの竹の寺、報国寺からかな? 鎌倉で鐘の音を聞いた事は殆どなかったので、特別感がありました。

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 お腹もいっぱいになって大満足。

 ゆっくりさせていただきお店を出る頃には3時に近いていたので、今日は小町通りとかもういいよ、とこれにてハイキングは終了!

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すご〜くたくさん歩いた気分の割には歩数計の数字はそれほどではありませんでした。歩幅が広いのかな?