昨日は暑いと言っても、室内に風が通ってやり過ごせたのですが、寝ている間に凪になったようです。
  
  朝からもわっとしていて、空の色を見て、こりゃダメだと分かりました。

  長年生きて来ての経験から分かる体感気象情報みたいなものです。

  朝のすがすがしさがなく、いきなり真夏の酷暑日のしらっちゃけたような空気感です。つまり清涼感が一切無い。
 テレビの不調と節電を絡めて、昨朝、今朝と朝のテレビはスルーしています。ああ、静かだ(テレビ好きな家人Aが不在なので出来ることではあります)。

  一方で、やる気は出ない。ちょいと動けばダラダラと汗が出る。

  朝刊を新聞受けから出して手に取ったとたん丸まるような湿度の高さで、特に片づけのやる気が全く失せました
  
 少しでもやる気があるのは洗濯くらいものです。

 とにかく乾く、ふだんはなかなか乾かない厚物や、竿に掛けると幅をとるものでもからりと乾く。

 なので、我が家の結界を洗いました。

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  こちらの結界は食事の場兼用のリビングと台所の間に

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  こちらは台所と廊下の間に

  どちらも実家からの発掘品ですが、藍色の方は縫い方が雑(多分、祖母が適当にやったんだと思う)、白い方は、平成を通してモンスター顧客の激増を生み出してしまった「お客様は神様です」というフレーズで大人気だった昭和の大歌手、三波春夫さんのサインが模様の中に入っている、由来が謎の浴衣地です。

 台所からトレーを運ぶときに布に触れてしまうようで、食べ物のシミがついていたのも洗ったらさっぱりしました。

 さっぱりついでに、掛けるのをやめてみたら、やはり風通しが違う。

 ない方がいいなあとは思うんですが・・・

 昭和頭のまんまアプデできていない家人A、さすがに退職後は自分は寝転がったまんまで「お〜い、〇〇取ってくれぇ」「〇〇はどうだった?」と言ってこちらの手を休めさせるような昭和オヤジなふるまいはなくなったものの、未だにこちらの都合をお構いなしにつまらんことを話しかける癖が抜けません。

 こっちも子育て時代は「ご飯!」「体操着用意して!」「バスの時間調べて」と家人どもが異口異音に叫ぶのを何とかこなしていましたが、もはや一度にひとつの事しか出来ない身、家事をしている時に話しかけられたくないのよね〜。

 気が散って火加減がいい加減という呼び方の悪い加減になる、次にこれしなくちゃと思っていたことを忘れるなどなど、以前に比べ、中断されるとものすごく効率が落ちるようになりました。

 だからの結界。

 結界についてはだいぶ前に書いてますが、たかがのれん1枚でも、姿が見えなくなると、見えている時よりは話しかけにくくなるようです。

 マスクをしていると表情が見えにくく、さほど親しくない人とは会話がはずみにくいのと同じ。

 世の中の過剰なマスクしろ!には反対ですが、個人的にはマスクは結構重宝してます。花粉症持ちだし、鼻炎持ちで口呼吸しがちなため就寝時にはだいぶ前からず〜〜っとマスクをしていた身です。

 それ以外に、会うたびにどうでもいい事をマシンガントークしまくり、それに対して同意や賞賛を求める人にへきえきとしていたのですが、マスクをするとさすがの彼女ですら、話しかけ辛くなるらしいと分かりまして・・・・(^-^;


  暑っ苦しいけれど、家事効率を今以上に落とさないためには仕方ない。

  いったんはしまおうかと思った暖簾ですが、またツッパリ棒に差し込んで結界を再生したのでした。

  今日のやる気はこれにておしまい?! (;^_^A

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