今日は安倍元首相の葬儀の日。あらためてご冥福をお祈りいたします。

  元首相の死にカルト系宗教団体といわれて来た統一教会が関わっていると報じられるなど、まだしばらくは事件に関する情報が途切れることはなさそうです。

  そんな中、ネットで見かけたのが、安倍元首相アンチの人たちが悪口を言ったことが犯人の肩を押した、悪口を言った人たちは責任を感じろ!と言うコメント。

  安倍さんをすごく好きな気持ちは伝わって来ましたが、政治家でも芸能人でも目立つ立場なら、良いことも言われるだろうけれど、悪口も言われて当然だし、本人も覚悟していると思うんですが😅

  悪いのは犯人なのに、どうして一般の人たちまで責任を感じなくちゃいけないの?

  中には誹謗中傷レベルの悪口もあったのかも知れませんが、政治家に対する悪口とはその多くが批判だと思うので、安倍さんの非業の死は批判したせいだ、と言うのはまことにおかしな言い分に聞こえます。

  書いた方々、例えンニャロー!と思っても人の悪口を一切言わないのでありましょうか?

  割と有名らしい人が同じようなことを呟いているのをツィッターで見かけました。

  こんな物言いから言論弾圧は始まってしまうのかも?とちょっと不安になりました。

  イイネがすごくたくさんついていましたので、共感した方々もおられるのでしょう。

  さて、今日は首の調子がすごく悪いので、接骨院に行きましたが、そこでは上の論調とは異なる声を聞きました。

image

  元気な常連のおばちゃんたちのトーク。

  疑問点も少なからずあったのに、安倍元首相が亡くなった途端にいいことしか言わないのっておかしくない?と異口同音のお言葉。

  もちろん、節度ある方々なので、亡くなられた方に対する礼を欠くような言葉ではなくて、テレビの報道姿勢の偏り具合への違和感、疑問を口にしていたのでした。

  非業の死を遂げた方に対しては、それを補うべく良い話をたくさんして成仏していただきたいと言う気持ちになるのは分かりますが、高い地位にあり、責任ある立場でいらしたからこそ、その仕事ぶりを公平に総括する必要があると私も思います。

  今後のジャーナリズムの姿勢を注視したいと思います。