今日も暑いです。

  ですが、家の中を風が通るし、そこまでべたべた湿気ないので、扇風機をぶん回して頑張っています。

  買い物は行かず、家の中でちまちま片づけたり、ぼ〜っとしたりしています。

  最近、いよいよ食べ物と必要最小限の生活用品(トイレットペーパーとかハンドソープ、キッチンスポンジや台布巾の類)くらいしか買わなくなっています。
  もともとシブかったのが、昨日書いたような事情でさらにシブくならざるを得ないのですが、家の中、探すと何かと出て来るんですよね。

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  最近は八ヶ岳界隈でも見かける事もなくなりましたが、ひと昔前はこういう感じのひなびたお店、村に1軒くらいあったものです。

  祖母は「田舎のデパート」と呼んでいましたが、新鮮とは言い難く、流行とはほぼ無縁、物によってはホコリをかぶっていたりしますが、一応生活に必要なものは一通りそろっているというお店でした。

  かつて家人B、Cが不承不承ながら親に連れられて、八ヶ岳で過ごしていた頃は、インターチェンジそばのスーパーの類もなかったので、虫取り網が欲しいと言われた時に、よろず屋さんで買ってやったことがありました。

  そのお店、5年くらい前だったでしょうか。いつの間にか跡形もなくなってしまいました。その1回くらいしか利用していなくても、あったものが無くなると寂しいですね。


  今の我が家、まさによろずやさんみたいな感じです。

  新鮮、流行など構わなければ、文房具からちょっとした飾り物まで出て来ますし、素人で手に負えるレベルの修理なら、テープやら接着剤やらペンチ、レンチなどなど一通りそろっています。靴底修理用の樹脂入りチューブとか、傘用の修理グッズなどなども。

  そして衣服の手入れなら、糸、針、補修用の小布などもあります。ボタンも選び放題!?

  ついでに言うと、新型コロナの感染爆発で出荷制限がかかったというカロナールもございます(ワクチン副反応対策用に処方していただいたが、発熱なくて使わず。それ以前に貰った解熱用のカロナールも殆ど手つかずという (;^_^A)。

 物あまりニッポンに60余年も暮らし、本人は渋ちん、加えて家族に「捨てちゃダメ、あげちゃダメ、バザーに出しちゃダメ」という呪文を唱える人間がいたら、色々なものが蓄積しているのです。

  生前整理も兼ねて、家の中にあるものを少しずつコツコツと使い続けるべし!

  物価高騰の折、当面は我が家よろず屋で、お買い物ごっこを楽しむことにいたします。

  
 蛇足エピソードですが・・・

  皆さまも多分ご存知の銀座松屋、発祥地はサントリーやシャトレーゼの工場がある、北杜市白州町です。

  松屋、鶴屋というよろずやさんを兄弟でやっていたそうで、松屋の方が屋号になったけれど、かつて松屋のシンボルマークは松x鶴でございました。

  この話、ウィキペディアの沿革とちょっと違うのですが、高校時代の同級生が松屋の血筋の地元名家の出身で、その話を聞かせてくれました。彼女と会ったコロナ禍前「まだきょうだいの片方の店、白州にあるよ」(田舎のよろずやさん状態で)と言っていたんですが、その後どうなっているのでしょうか?

 亡き祖母は古稀過ぎて、銀座松屋で個展を開催せていただきましたが、その時は松屋の発祥が白州町とは知りませんでしたが、ご縁があったのですね。


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