昨日は水ヨーヨーのなれの果てな我が体型と、床置き電子レンジによる膝強打で、がっかりした一方、ヨガのお蔭で快〇だったのは良かったです。

  でも、実は最大がっかりというかビックリしたのはこれ!

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  夏の終わりの高齢者への仲間入りを前に、日本年金機構から届いたお便りを開けてみて、ぐわぁぁぁ!

  地味な書類より何より最初に目に入ったのは、繰り下げ受給すればお得!の文字。
 
  70歳まで我慢したら4割ちょいアップですって。

  プロ野球の選手の打率が3割なら上々な中、そして、普通預金の金利がミジンコかよという今、4割ってすごい魅力的ではありませんか。

  いちおう裏側に分かりづらいお役所言葉でデメリットっぽいものも書かれてはいます。

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  この通知の最大のミソは、何と言っても何もしないでいると、まんま繰り下げ需給を認めたことになってしまう事!

  提出用書類の隅っこをごらんください。

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 右下隅にある、何も〇をつけずにそのまま投函すれば、65歳から年金が受け取れる仕組みです。

 今までは申請主義だったお役所、今度は申請しないと、自動的に自分らに有利な方を認めた事にしちまうが、すごく分かりにくくする!という禁じ手を使うようになったか。

 (ふだんから書類に目を通す習慣がない人が、今までのお役所のやり方と同じだと思い込んでしまう事を期待して?)

 4割アップの文字に心が揺れないと言えば、ウソになります。

 が、〇をつけずに投函しようと思います(いちおう、情報収集しようとは思うので、ちょっとは寝かせます。あわよくば、どなたかコメントくださらないかしらなんてことも思うし(^^ゞ)。


 その心は

・自分は仕事していないので、税金その他の関係で年金受給すると不利になるという事がない

・70になって4割増しして貰えても、その時に元気で歩き回れるかどうかわからん。早く貰って消費した方が世のため、人のため、自分のため。

・そもそも自分の母親は65歳で死んだ(当時は60歳から支給開始だったので、短い期間ながら年金貰えていたかと思います)。その娘だ、自分は! しかも激やせしてるし(痩せすぎは短命とデータも出ている)

 というのが表向きの理由です。

 が、裏の心は

・お役所系の組織はよほどのことがない限り既得権には手を付けない。削る時はご新規さんへのルール適用で削るのが通例。
 
 ⇒下の世代の方からしたら「あんたらも十分ラッキーだろ」と言われてしまうのは承知しておりますが、家人A、あと1年退職が早ければ企業年金削減の憂き目を見なくて済んだのです。という事は、5年後になったら何が起こるか分からないという事。

 ドッグイヤーとか言われる昨今、5年後の約束が実現するか分からない。

・メリットばかり大きくうたう、はっきり態度で示さないと受諾とされる

 ⇒既視感がすごくあるんですけど、〇徳商法と言われるのとすごく似てません?

  例えばNOのつもりで「結構です」と言うと「結構と言ったじゃないか」と言うのが悪徳商法ですが、申し込みをしないと受諾とみなされるのもかなり近いかと・・・

・過剰に推すときは、推す側のメリットが大きいというのは世の通例。

 ⇒「絶対に儲かる話があるんです」と大声で言ってくるときは儲かるのは言ってる側。これにも似てない?


  とにかく、何とかして年金配るのを遅らせたいという背に腹は代えられない感がものすごくダダ洩れの書類なので、かえって不安になってしまうのです。

 100年安心とか何年か前にはアピールしていたけれど、今回の「繰り下げお得!」が過剰なお便りを見て、かなり怪しくなっているのを感じてしまいます。

 以前ならこの手の話があったら、朝三暮四のおさるさんにならないようにと思いましたが、今や朝三暮四にしておいた方が安全ではないかと・・・・(;´Д`A ```


 若い人たちが気の毒過ぎる・・・ので、せいぜい元気に過ごし、全部の若い人たちにはとても回せないので、せめても自分の身内に少しでも回せるように、節約に励み続ける事を誓います!


 ・・・ってなぁ・・・だから消費が縮む。若い人たちは結婚しない、子を持たないになっても仕方ないと思うのよ。

 何か狂ってるこの国の、今生きていられる事はまだしも幸せなのか、と思ってしまう人生の黄昏感たっぷり・・・

 で、昨日はどよ〜んと暗さを増していたのです(ヨガやっていたのに、結構寝付けなかったのそのせい!)

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