昨日、近所の友人が誘ってくれた時点では行き先は未定でした。

  が、かながわpay使える店をしらべていたら、こっち方面にあるのが分かりまして……

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  国道134号線から、電車が通る通りに入りました。


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  なるほど、京都の嵐電が江ノ電と姉妹提携してるのが分かる路面電車感!

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 窓から江ノ電が走っているのが見える老舗旅館の定食屋さんでランチ♪

 ここ腰越と言えば、義経が鎌倉入りを許されず、弁慶と共に足止めされ、兄頼朝に腰越状を書いたと言われている場所。

 ゆえにしらすメインの定食の名前は静御前とこゆるぎでした。こゆるぎはこの辺りの地名です。

 しゃきっとした店員さん、お店のつくりなどに昭和の香りがなつかしい感じのあるお店なので、年配の方と男性客が多かったです。ですが、かながわPayはじめ今風のキャッシュレス決済は豊富。

 お腹いっぱいになって、次の訪問地は往路で通り過ぎたこちら。

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 じゃ〜ん! 

 鎌倉殿の13人の次週予告後に流れる紀行でも紹介された妙本寺。比企殿の屋敷があった比企谷(ひきがやつ)と呼ばれるエリアです。

 説明看板によれば、難を逃れた末子が出家して、一族の菩提を弔うために建立した法華堂が始まりだそうですが、日蓮上人辻説法の地にも近く、日蓮宗です。

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 鎌倉って、実家の菩提寺があるから、子どもの頃から60年間、平均したら年に一度は必ず通っていたのですが(当地に来てからは、最低でも年に3度くらいは来ています)、比企ヶ谷近くは通過地点でした。

 緑濃い美しいお寺さんです。もっと早く参拝しておくべきでした。もったいなかったなぁ。

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  霊園の主? ネコ氏。 ネコ氏がいるのは大きな日蓮上人の銅像の足もとです。しばらく鳴き合わせにつきあってくれましたが、もっと近づくとひょいひょいひょいと次々にジャンプして、上人の衣の下に隠れてしまいました。

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 結婚式の写真を撮っているカップルもいらっしゃいましたが、境内のひときわ苔むした場所に比企一族の墓所もありました。

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 観光寺院ではないので落ち着いた雰囲気です。繰り返しになりますが、ここをお訪ねしなかったのは実にもったいなかった。

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 ぼたもち寺というユニークな名前のお寺の案内板が出ていたので、そちらも拝観しました。

 ごくごく小さなお堂と庫裏のあるコンパクトな寺院ですが、お庭に萩とルドベキアと水引とイヌタデとジンジャーを植えているワイルドフラワー庭園でありました。

 ぼたもち寺は通称で、日蓮上人にぼたもちを供した老婆のエピソードにちなんだお寺で常栄寺が本当の名前で、やはり日蓮宗です。

  友人と二人、すっかり満足して帰途につきまして、最後に友人宅でコーヒーとお菓子を頂戴して、楽しい1日を過ごすことが出来ました。

  最近、とっちらかった自宅で欝々とすることが多かったので、リフレッシュ出来て、とてもうれしかったです。

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