去年の箱根は宿を楽しむだけで、翌日は直ぐ小田原に移動しましたが、今年は違いました。

 その前に宿の朝ごはん。

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 朝からしっかりだったので、その後見舞われたランチ難民にも対応できました。

  チェックアウト後最初に行ったのが

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 箱根園の水族館でした。

 八景島シーパラダイスなど大規模施設と比べコンパクトですが、難破船をイメージした巨大水槽ではウミガメが悠々と泳いでいるし、下からピラニアを見られたりします。

 屋外の素朴な施設ではガチョウ、アヒル、家鴨などがガァガァ言ってて、小さいお子さん連れが有料の餌やりを楽しんでましたし、コツメカワウソカップルはすごぶる仲良し。

  アザラシ3頭のショーも素朴でかわいいです。

  長距離移動がないので疲れないし、いきものたちとの距離感が近くて楽しい施設だと思います。

  続いて、西武グループとは別系統の小田急系バスで来年3月末で閉館の星の王子様ミュージアムへ。

  我ながらミーハーですなぁ。f^_^;

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 めちゃくちゃファンと言う訳では無いのですが、確か幼稚園の年長児の年に横須賀市中央図書館が開館(かつて米兵用のかまぼこ兵舎が建っていた場所です)、母が最初に借りて読んでくれたのが星の王子様だったと記憶しています。

  長くはなくて、言葉つかいもむずかしくないのに、子ども心にも深々と何かが残る作品だなぁと思いました。

  あの時からずーっとー例えば人を判断するのに学校の成績とか偏差値だけなど、目に見える数字ばかり追う人は星の王子様の登場人物の実業家と重ねています。

  家人Bには無理に行くことないよとは言っていたのですが、行ってよかったです。

  偵察機を操縦して、第二次世界大戦のさなかに行方不明になってしまったことは知っていたけれど、サン=テグジュペリが実に恵まれた家庭に育っていたことは恥ずかしながら全く知りませんでした。

  星の王子様にほぼ思い入れのない家人Bにも戦争が大切なものをなくしてしまう事が印象的だったようです。

  ミュージアムは庭の植栽もすてきで、インスタ映えする場所です。若い女性やカップル、そして多分私みたいに星の王子様を子ども時代に読んでいたのではと言うシニア女性グループなど、大勢の来館者でした。

  なるほど閉館の報に多くの嘆きがあったのも納得のヨーロッパ感の中で紅葉も楽しめました。

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  駐車場はほぼ満杯、館内レストランを先に予約してから展示を見れば良かったです。

 ランチタイムは早々に打ち切りで、ティータイムまでかなり待つとのことでした。

 諦めて退園。目の前の和食店に行ってみるもそちらも終了でランチ難民決定!

  仕方なく小田原行きのバスに乗りましたが、大平台の手前から箱根湯本まで大渋滞。

  箱根の路線バスの運転手さんは系列にかかわらず親切で、一日乗車券を買うならこうしたらいいとか、お急ぎの方は大平台のバス停で下車して登山電車に乗り換えた方が良いなど、適切なアドバイスをしてくれます。

  渋滞は気にせず一路小田原へ。

  おかげで昼食はランチタイムはとうに終わったおやつタイムでしたが、こう言う時、駅構内のチェーン店は便利です。

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 朝ごはんたっぷりのおかげで、私はこれで充分でした。

 小田原から始発の上り線に乗って途中で解散、家人Bはそのまま東京方面に向かいました。

  今回、往復とも富士山が見える上天気でしたが、下車観光した場所からは富士山が見えずでした。

  今年春の土砂降り箱根バスツアーのリベンジできました。ヽ(´▽`)/

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