鎌倉界わいでは鎌倉アルプスと言う名称があります。
横浜市と鎌倉市の境にある尾根地帯、横浜市、鎌倉市ともに最高峰を擁する地帯であります。
ここが鎌倉市の最高峰の山頂部で、横浜のランドマークタワーが見えちゃったりします。
この山頂に行く前に、だいぶ以前に行った獅子舞と言う紅葉の名所に寄りました。
今年は全国的に紅葉の進み具合が早かったようで、温暖な鎌倉でさえ紅葉の盛りは過ぎていましたが、足下は銀杏のカーペット、見上げればまだきれいな紅葉もありました。
Uターンして大平山を過ぎますと、十王岩と言うスポットがありまして
若宮大路が見えました。肉眼でも赤い鳥居(二の鳥居?)が辛くも見えました。
アップダウンに加え、昨晩の雨でグッチャになっているところもあったし、城郭の階段並みに脚を上げないと上れない岩などもあり、結構脚に来ます。
ハイキングに付き合ってくれた義姉は普段からよく歩いているだけあって、かなりの健脚。年下の私の方が膝が笑う寸前と言う状況ではありましたが
建長寺の伽藍が見えて来て、このハイキングも終盤に差し掛かったのがわかりました。
ここで拝観料をお払い。いよいよ建長寺域です。
実は初拝観の建長寺であります。
半蔵坊は鳥居があって、神社っぽい。
鎌倉の大伽藍と言えば建長円覚古寺の〜♬と『鎌倉』で歌われている北鎌倉の二寺でありますが、さすが立派です。
建長5年に鎌倉幕府第5代執権、北条時頼によって創建されました……ので、ミツウロコの北条家の家紋がところどころに見られました。
お腹空いた〜!
建長寺を出て直ぐ左手の、私はリピート、義姉はお初のカラフル鎌倉野菜のピッチャーがオサレな点心庵へ。
苔庭の見える丸窓。お茶室にもなるようです。
さて、ここから鎌倉方面に巨福呂坂を通りまして
交通量多い道路に面した階段を上がり、鶴岡八幡宮の本殿横に出ました。
境内にはゆっくり目の七五三の着物を着た可愛らしいお子さんに親御さん、そして多分祖父祖母様方が二、三組いらしてプロカメラマンによる撮影たけなわでした。
先週来た時にはスルーしてしまった公暁が隠れたと言われる大銀杏、が強風で倒れたあとのヒコバエを見つつ、階段を下ります。
平日ながらなかなかの賑わい。
吉田類さんの『日本百低山』で割合最近に見ましたが、鎌倉アルプスハイク、機会があればお勧めです(途中やぐらにも寄り拝ませていただきました)。