新コロ禍で手ぬい教室がクローズしてしまったし、お出かけが減ったし、おまけに老眼は促進するしで、すっかり手ぬいをはじめとする手芸から遠くなっておりますが・・・

  昨晩からひさしぶりに手芸っぽいことをしています。

image

  Vネックセーターに花のアップリケ!
 
  ・・って、実は土台のセーターがこんなです。

image


image

 家人Cが珍しく片づけして、もういらんと出したユニクロのウール100%の家で洗濯できるセーター。

 いい色じゃない、もったいないと取り上げてみたら・・・そりゃ、いらんと言うだろうなという穴だらけでありまして、上の2枚は穴をありあわせの古い毛糸でふさいだ状態です。

 1番大きな「大穴」はこんな感じです。

image

 もっと小さな穴は前身ごろに複数、後ろ見ごろにもひとつ、袖にもいくつか・・・

 つまりボロボロやんけ! どうしたらそんな穴が開くのでありましょうか・・・と思うんですが。

 実はおととい、野暮用の帰り、寄贈型リサイクルショップに寄って、ユニクロの100%ウールシリーズのカーディガンを見つけて、買おうかどうか迷って、店番の友だちに相談したのですが・・・その時に二人でつい口をついて出てしまった言葉が・・・

  ユニクロのウール、薄くなったよね、なんです。

  かなり前に買った100%ウールのカーディガン愛用していますが、ショップで見たのとずいぶん厚みが違うんですが、家人Cのセーターも薄い薄い。

 だから若者が無造作に着ちゃうと穴が開くのかも知れません。(^-^; (事実関係は知らんけど)

 しかし! このセーターの色が好きなのよ。 見ているうちに閃きました。💡

 手ぬいのこのスカートと合うかもよ。

DSC_3226

 ゴソゴソゴソ・・・

 残り布の入った布製のかごの中から、このスカートのハギレが出て参りました。

 セーターに空いた穴をふさいだ黄色い毛糸の上をふさぐべく、花柄の好きなところをチョキチョキ切り抜いて、端の始末もせず、細かく縫い付けるだけであります。

 高橋恵美子先生の手ぬいを習って良かったなと思うことはいろいろございますが、大きなのは完全主義じゃないところ。アップリケなら端の始末がいらないフェルトか、端をちゃんと始末してから縫い付けるべし!ということはなくて、端は切りっぱなしでもOK。

 動きが激しい、毎日のように洗濯しなくてはいけないようなモノなら別ですが、端がきりっぱなしでも縁を細かく縫えばそうそうほつれたりしないという事が実感できたことです。

 花柄のプリントの花や葉のまわりを切り抜く作業、子どもの頃の切り絵を思い出しました。

 どの花や草をどこに置くか・・・あっちこっち並べてみて、いちおうバランスは見ますが、最後はえいや!です。 まち針で留めますが、微妙にずれてきたりするのもご愛敬。

 まだ途中ですが、すき間時間にひとつずつ、ちくちくと布の周囲をかがっています。

 針仕事をした方ならご経験おありかも知れませんが、この手の「縫い付ける」作業でありがちなのが、表の1枚だけ縫っているつもりだったのに、気が付くと2枚縫っているなどのミス。せっかく縫ったのにうっかりでほどいて縫い直すのは悲しいぞ〜!

  亀の甲より年の劫でしょうか。 100均で買ったカッター用マットをはさんだり、袖の部分はもっと細い板紙を編地の下に入れて、向こう側に針が通らないようにやっています。

  大きな穴はほとんどふさぎましたが、他にどこかに貼り付けようかなぁ?

  古い言葉で言う「廃物利用」(今ならリサイクルとかリユースというのですよね)。これが渋ちんにはなかなか嬉しいのであります。

  捨てられても仕方ない服やハギレを使うんだから、失敗を恐れず、好きにやれるのも楽しいところ♬

  アップリケでタンポポみたいな花も飛ばすので、春には着られるようにしたいと思います。

人気blogランキングへ