今日は思い立って実家の墓参で鎌倉に行きました。

  ついでにいろいろ用事もしちゃうし、観光も、と欲張っていましたが、神様か仏様からか油断大敵!のご注意がありました。

 落ち葉をはいたり、拾ったり、狭い敷地なので直ぐに終わりまして、お花と線香をお供えです。
 今日は風もないので楽勝だと思いつつも、火のまわりが良くなるようにバサバサと上下に線香の束を振りました。

  火の勢いが良くなって、そろそろお供え出来ると思った瞬間、チリッとしたので、下を見ると、な、何とフリースの上に火の粉が飛んでます。赤い炎の花が咲く寸前でした。
 
  慌てて、火を消しましたが……

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 あーあ、20年もののランズエンドのフリースに目立つ穴!😭

  でも考えようによってはよくこのレベルで済みました。

  冬になると時々ご高齢の方が調理中に袖に火が付いて大火傷とか、甚だ不運な場合はお亡くなりになると言うニュースを見聞きすることかありますが、こう言うことなんだ、とすごく実感しました。

  実はだいぶ前、ウサギ山小屋で不精をして、本当は火を消してしなきゃいけないのに、ついつい換気扇のフードのゴミか何かを拭おうとして、着ていたベストに火がついた事もありました。😓

  ですが、その時着ていたのはアルパカ100%のベスト。火は燃え広がらずに事なきを得ました。

   あの時、もしフリースなど化学繊維の服を着ていたら、こんなふうに呑気にブログを書いている私はいなかったかもしれません。

   あたたかいけれど、化学繊維は火には弱い! 表面フラッシュという現象が起こりやすいそうです。

  と思ったら、綿も安全ではないようです。NHKのサイトからお借りします。

NITE 製品安全センター 広報担当 佐藤秀幸さん
「服の素材と、表面の形状に注意が必要です。まず素材では、綿やレーヨン、キュプラなどのセルロース系繊維などは燃えやすいと言われています。また、ネルシャツなどの表面を起毛させた素材やパイル織りの生地は、空気を含んで暖かい一方で、表面フラッシュが起きやすくなります」
「特に寒い時期は静電気が起きやすく、衣類の表面が毛羽立ちやすくなります。寒くなるとよく利用されるフリースも燃えた事例があり、注意が必要です」

 本当に気をつけなくてはと思います。

  フリースの穴は残念ですが、きっと風穴開けたし、厄落としは年末に済ませたよ、と言う天の声だと思うことにいたします。

  そして、先日取った杵柄で、また穴ふさぎしま〜す。

  シニアはさらにさらに火の用心ですね。

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