何でこんなに物が多いんだぁ〜!と内心さけびながら片づけております。

  欲しいという気持ちのまま手にしたものを一切手放さずに来た結果、膨大な物を抱え込んでいる問題外の家人Aは別として、私自身はそこまで買い物をしないので物が多いとは思っていませんでした。

   年末年始、家人B、Cが幼少時代に遊んでいたぬいぐるみたちとお別れしました。

  かつて愛玩されていたものたちも、主の愛情が薄れてしまうと生気がなくなっているのを感じました。もう魂が抜けているんだなと思ったら迷いが消えました。

  なが〜い間、かわいい笑顔や泣き顔が重なって処分しがたい思いでいたのですが、写真を撮って、鍵アカウントのInstagramにアップする、自称「インスタ供養」をして、最大サイズと思しきレジ袋に入れて、お清めの塩を少々撒いて、お別れしました。
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  その後、引っ越しの日が近付くにつれ、もはやインスタ供養どころか、写真を撮るいとまもなく、かなりいろいろな物を処分しました。

  自分史上最大にいろいろ手放した気がしますが・・・ネックは紙類と、思い出の物なんですね。

  料理の腕前を上げるという野望がないので、台所周りは比較的早く使えるようになったと思いますし、ノーコスメなので洗面所まわりもまあまあ。

  ですが、思っていたより衣装もちではないか、自分・・・(^-^;

  今までは家人Aと収納スペースをシェアするために、バラバラにあちこちに入れていたために気が付かなかったのですが、一堂に会すると結構な量です。

  思い出のある服に思い入れがあって、手放さない分かさましになっていました。

  例えば私と違って手がきれいだった亡母が刺繍した形見のブラウスとかニットアンサンブル、家人B、Cのために母が編んでくれたベビー服(ごくわずかな期間しか着られなかった)、自分が中学生のころ「装苑」を見て縫ったタック入りブラウス(とっくのとうに変色開始)、若き日の母がカジュアル系の着物を着ると巻いていたストールなどなど・・・
 
  それに着物と帯などもまだありました。付随する小物まで入れるとちょっとしたボリュームです。着物と帯も思い出があって手放せないクチです。ああ、この着物は母と祖母がこんな風に言いながら見繕ってくれたなぁとか思い出してしまうんですね、もう着る事もないだろうに。

  衣類はまだ良いのですが、本や雑誌も含む紙類が問題だ。

  引っ越し直前、家人Bが手伝いに来てくれた時、自分や弟の紙類をささっとチェックして、要らんと判断したらシュレッダーにかけてくれてちょっとは減ったのですが、あちこちからいろんなものが出て来ます(最後の方は精査の時間もなくとにかく詰め込んだので)。

  今日も家の中で上がったり下がったりしているうちに1日が終わりまして、長い間お世話になったけど、IHでは使えない鍋を二つと鉄の卵焼きひとつをごみ置き場に出したのと、郵便配達の方と接した以外、家の中だけの巣ごもり状態。

  ず〜っと集中してやるのはもはや無理なお年頃なので、たまにお茶を淹れたり、せんべいをつまんだり、ネットを見たり、のんびりやる事にしています。

  今日は割と片づいたのは、もったいながりで捨て活に横やりをいれがちな上、何かにつけて絡んでくる爺ちゃん坊やな家人Aが不在だからであります。(^_^)v

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