月曜日に問合せしようという私がアホなのかも知れませんし、自宅絡みで払うものではなくて、ウサギ山小屋絡みで払うものに対して、登録先の自宅を変更しようというめんどくさい事をしようとするからいけないのかも知れませんが・・・

  ああああ、イライラするぅ。

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 と思わせてくれたのは、何と言っても東電さんです。

 分社化して連絡先は東京電力パワーグリッドというところなんですが、10:11に電話しました。

 そこからオペレターにつないでもらうまでいくつかの関門があるのが今どきのお約束ごとになってますね。

  最近の問合せですごく増えたのが、相手が携帯電話番号からかけていると認識すると「手続き出来るURLを載せたショートメッセージをお送りします」と言われる事。 

 ネットで手続きできるものはしましたっ! 出来ないから電話してるんだよぉ!と見えない相手にブツクサ言いたい(空しい(-_-;))。

 それにしても、ここの関門は高かった。 選択肢の中からボタンを押すだけじゃ済まず、男声のAIのお相手をさせられます。

 例えば「お電話をおかけになっているのはご契約者様ご本人ですか?」と問われれば「そうです」とか「ちがいます」と言わねばです。私が掛けてるので当然「ちがいます」というと、次は「ご契約者様の配偶者ですか」と来ます。

 1番嫌なのは契約者番号をキー操作で入れろというやつ。スマホのキーパッドって入れる数字そのものの前に余分な数字が既に出ているので混乱するのです。案の定「認識できませんでした」と続き「オペレーターにおつなぎいたしますので少々お待ちください」と。

 ここまでで6分かかりました。が、すんなりオペレーターにつながらず「ただいま電話が混み合っております」となり・・・

 やたらと明るげな単調なメロディーを聞かされながら待つこと10分で耐えられなくなりました。他にやれることあるのに時間勿体なさ過ぎる!(と言いながら、こんな事書いてるヤツです。転んでもネタにしてやろうという浅ましさ)

 いやはや平成の不景気で促進されたサービス低下は、新コロ禍による人員削減、密回避という名目を得て、さらにヘビーになっているのを感じます。

 こちらの意識が「お金払ってるお客様なんだから、もっとさっさとせ〜よ」というのも大きいんですが(これが推し活ならば、10分なんて待っているうちにも入らないでしょうね。おとといの楽しいランチも寒い店先で待つのは10分では済まなかったと思いますが、友と語らっていたので苦にならなかったですし)。

 今は銀行など金融機関も予約をしないでフリで用事をお願いしようとするとものすご〜く待たされたり断られたりするし・・・

 かつてNHKで放映された「大地の子」では、陸一心の優しい養父が役所に行って大事な用を果たすのに、ものすご〜〜く待たされてる場面も印象に残っています。あの頃はまだ日本には元気があったから、ええっ、そんなに待つの? お気の毒だなぁと思って他人事として見ていたのですが・・・

 今の日本、あれに近づいているわいっ!

 特にネットが使えない場合、ものすごくハードルが高くなっているし、ご高齢や疾病、障がいなどで伝わりにくい、伝えにくい人にはすごく難儀な世の中になっているのを感じます。ハード面のバリアフリーは進んでいるけれど、ソフトの方はどうなんだい?

 自分メモとして書かせていただきますが、今日問合せしたのは

・ウサギ山小屋のある北杜市市役所(徴税関係)→すぐに通じた。書類を送ってもらう事になった。

・ウサギ山小屋のある北杜市(水道担当のセンター)→すぐに通じた。口頭で変更OK

・ウサギ山小屋で使ってるプロパンガスの会社→すぐに通じた。口頭でOK

 口頭でOKの2か所は連絡先として住所以外に、自宅電話番号(家人A執着の番号です!ひかり電話に変更したので維持費が1/3になる予定です)に私の携帯番号もお伝えしました。

 そして、もう1か所、NTT並みにハードルが高いのがあそこだよ! あそこ!

 NHKの受信料契約窓口です。ふれあい窓口とか名乗るパッと聞きやさしげな名前が怪しいぞ〜。

 ウサギ山小屋では滞在期間に合わせてまじめに受信料お払いしてるんですけど・・・混み合ってるからSMSで手続きURLを受け取らないんなら掛けなおしな!と慇懃に言われましたわ。

 ふっへ〜〜〜〜〜。

 という事で、引っ越しの手続きはいろいろめんどくさいですが、そこへ山小屋とか別宅があると、さらにめんどくさいことになるんだと実感してます。

 今の日本、新たに買うとか、利用開始というのはとてもハードルが低いのに、既に持っているものに手を入れて使う(登録変更などもその一種)とか、処分する(契約解除やら物の処分やら)は、ほんと〜にめんどくさい仕組みなんだなぁ。

 八ヶ岳の友だちと話をしていたら、昔は庭の隅に穴掘って不用になったものは何でも処分していたので、タケノコ堀りを手伝ってくれた親切な移住者のご近所さんが古いリアカーを発掘してしまった、なんて笑い話が出ましたが、環境云々というのは置いておいて、昔はシンプルでしたな。

 さぁ、また片づけ開始です。

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